TAKATA
昨日の4月11日(木)に、トヨタ自動車、ホンダ 、日産自動車、マツダ の国内自動車メーカーの車種に助手席用エアバッグの不具合が見つかったため、各社そろってリコールを発表するという珍しいリコール発表が有りましたね。
発表によると、助手席用エアバッグの膨張装置の不具合で展開時に内圧が異常上昇し、容器が破損して飛び散り、出火する恐れがあるということらしく、実際にトヨタの一部の車両ではその不具合によって室内が一部焼けたケースが報告されているそうです。
その発表された車種に、妻のも有りましたのであわてて確認しましたら、その車種より古い型のでして、妻のは対象外であることが判明しホッとしました)
さて、各自動車メーカーによるそのリコール対象車両は、世界で300万台以上となるとの予想されているそうです。
- トヨタは世界で約173万台
- ホンダは世界で約114万台
- 日産自は世界で約48万台
(※、日産が製造し「いすゞ」が販売した車種も有り) - マツダは世界で約 5万台
なぜ、各メーカーが同じようにリコール車種が出ることになったかと言うと、そのエアバックを製造しているメーカー全てTAKATA(タカタ株式会社)という会社が一手に担っているからなんだそうです。
このメーカーは全く知りませんでしたが、F1レース用の車両のシートベルトなども手掛けているエアバックとシートベルトの専門メーカーで、世界でも有名な日本企業の一つであるようです。
安全装置を作ることだけでこれだけのシェアを持っているということは、TAKATAの信頼性は凄いものだったのでしょうが、今回のことで会社の株価は急落し大変な状況になっているようです。
その信頼への揺らぎ・喪失が、けっして良い経済状態と言えない現在の日本そのものに波及しないことを祈りたいです。
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