平和大行進、今年のテーマ
昭和33年(1958)6月に被爆地広島から東京へ「核兵器廃絶」を訴えて1000キロの道のりを歩く最初の平和行進が行われ、それから一度も中止することなく毎年必ず行われてきた「国民平和大行進」が今年も原水爆禁止日本協議会(原水協)などでつくる実行委員会が主催して5月6日(月)に東京・夢の島の第五福竜丸展示館前を出発したようです。
今年もテーマにしていることは昨年と同じようです
- <核兵器廃絶>原水爆などの核兵器の開発と使用をやめさせる
- <憲法9条堅守>平和憲法9条の堅守と国内外へアピール
- <脱原発> 原子エネルギーから自然エネルギーへの移行
- <被災者支援>東日本大震災で被災した方々への支援援助
初日の6日は「なくそう核兵器」と書かれたピンクの横断幕を掲げたり「YES PEACE」と書いたシールを腕に貼ったりして「核兵器いらない」「原発いらない」と声を上げながら千人以上の参加者が歩いたようです。
行進は全国各地を廻り、最終目的地の広島市平和記念公園には原爆が投下された昭和20年8月6日(月)の2日前になる8月4日(日)に到着する予定になっているらしいです。(※、参加者は広島まで通して歩く人のほか、リレー方式で歩く人もいる。途中で誰でも参加可能)
コースは左記地図のように発表されていました
これを見ると、わが福島県を通過するのは来月の6月下旬あたりになるようですね
そんな中、日本政府の動きを見ると、昨年の2012年10月22日、国連総会で核兵器の非合法化を促進するための合同声明が発表されたさいに、日本政府は署名を拒否しましたね。
当時はまだ解散前の民主党政権下の野田内閣のころでしたが、広島や長崎市民はそれを知って驚愕と落胆の様子が報道されました。
さて解散して、自民党政権に戻って安倍内閣が誕生しましたら・・・
こんどは「憲法9条を変える」、「96条を変える」と言い出しましたよね。
憲法をより良くすることは賛成できますが、今回の安倍政権が考える改憲の思惑は永田町では自民党員を中心に“賛成が多い”らしいですが、あまり国民には受け入れられていないことは前回の記事でも触れました。
きょうのニュースで、安倍総理が憲法96条を先行して変えるなどと息巻いていた改憲論を「国民世論の動向を見てから・・・」などと、心境の変化を示すような発言をし始めたらしいことが報道されました。
やっと安倍総理らも国民世論を把握してきたのでしょうか?。それとも改憲にあくまで慎重な公明党に配慮したのでしょうかね?
心境の変化に何が有ったかは判りませんが、いずれにしても国民のためじゃなく参議院選挙に絡んだことであることは間違いないでしょう
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コメント
党首・執行部の最大の目標は、次の選挙に勝利すること。
一般議員は自分が再び代議士になることでしょう。
だれも国民のための政治なんて思ってもいません。
でもこの流れはどうやったらかえることができるのでしょうかね~
投稿: もうぞう | 2013年5月 7日 (火曜日) 18:31
もうぞうさんへ
政党解体ですかね?
投稿: 玉井人ひろた | 2013年5月 7日 (火曜日) 18:43
何か歴代首相は就任するといつの間にか人相が変わってきますけど、何かあるのでしょうか?
安倍首相は気のせいかヒトラーとだぶって仕方ありません!
憲法改悪へのトラウマかと思うのですが
投稿: 空 | 2013年5月 7日 (火曜日) 19:31
空さんへ
人相までは気が付きませんでした
投稿: 玉井人ひろた | 2013年5月 7日 (火曜日) 19:47