じぇ、じぇ、じぇ
好調の視聴率のNHKの朝ドラ「あまちゃん」は岩手県の久慈市が舞台のものですが、ヒロインたちがよく使う方言で驚いた時に発する言葉「じぇ!」が今かなり流行っているのではないでしょうか?
もしかすると、今年の流行語大賞を取るかもしれません。
さて、私が住む福島県の中通り中央部でも高齢者を中心にですが、同じく「じぇ」という方言を使います。
ただし、わたしたちの使う「じぇ」は、発音や言い方はほぼ同じですが、意味が全く違います。
<福島弁での「じぇ」とは>
- 「じぇ」=良い、いい、けっこう(断り)、
- 「じぇ」=いえ(家)、住宅
上記のように二つの意味が有ります。どちらも言い方や発音は同じですから、その時の話している流れで意味は判断するのですが、意外と悩むことはありません。
例えば「こちらのお宅は、良いお住まいですね」を、方言にすると「じぇー、じぇだない」と言う風になります。
都会の方には難しいでしょうね。
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コメント
当地では使いませんね。
「じぇ」ではありませんが、「げぇ」で思い出すのは、こち亀の両さんです。
投稿: もうぞう | 2013年6月28日 (金曜日) 07:00
じぇー、じぇだない・・・・は・は・は・・・面白いもんですねえ。「あまちゃん」も「八重の桜」もどちらも楽しみで、丁寧に見ています。今朝の毎日新聞の投稿欄に書かれていたのですが、二本松の方の投稿で、あの少年隊は「白虎隊」とは違うのですってね。私も、おそらく他の大勢の方々も、間もなく飯盛山で最後を遂げる少年達、白虎隊と思っていると思います。二本松の少年隊と白虎隊は別の少年達なのですか。
投稿: 山口ももり | 2013年6月28日 (金曜日) 07:33
方言は難しいですね。都会の人でなくても・・・。
でも、その地域に住む人にとっては故郷の香りと味があってとても大事な物ですね。
投稿: 吉田かっちゃん | 2013年6月28日 (金曜日) 16:23
もうぞうさんへ
当地の人々は「い」と「え」の発音が、難しく、そのため「え」の場合に「じぇ」という言い方で区別するようになった気がします。岩手も同じだと思います。
投稿: 玉井人ひろた | 2013年6月28日 (金曜日) 18:55
山口ももりさんへ
私は大河ドラマを一切見ないので、今回の内容もよく解りませんので・・・
>「あの少年隊」
↑の「あの・・」がどれをさしているのかよく解らないので、「二本松少年隊」と「会津白虎隊」をそれぞれ説明させていただきます
<会津白虎隊>
藩 =会津藩
組織=士中隊、寄合隊、足軽隊(総勢約300名編成)
年齢=成人男子(15歳以上)
飯盛山で自害した隊名
=士中2番隊37名の内、城への道が見つからなかった19名のみ
http://www.fan.hi-ho.ne.jp/gary/byakko00.htm
<二本松少年隊>
藩 =二本松藩
組織=白河隊、木村が率いる鉄砲隊
年齢=少年(12歳~16歳ぐらい)で
二本松城近くで戦って討ち死した。
http://www.nihonmatsu-kanko.jp/kasumigazyo.html
だいたい、上記のような違いがあります。そもそも白虎隊の会津藩と、少年隊の二本松藩はまったく違う藩の違う組織です。
自害するのは会津の白虎隊の極一部です。
八重の住む会津藩と二本松藩の距離は、京都と大阪ぐらい離れた遠い場所になります。
投稿: 玉井人ひろた | 2013年6月28日 (金曜日) 19:19
白虎隊の会津藩と、少年隊の二本松藩はまったく違う藩の違う組織・・・八重の住む会津藩と二本松藩の距離は、京都と大阪ぐらい離れた遠い場所・・・・そうなんですか・・・一度しっかり現地へ行かないと土地勘ができませんね。あのドラマは熱心に見ています。
投稿: 山口ももり | 2013年7月20日 (土曜日) 11:44
山口もりさんへ
福島県の広さはほぼ京都府の3倍です。
ですから、現在は同じ福島県として一括りですが、当時でいう一藩違うと距離も慣習もことばまで違うんです。
投稿: 玉井人ひろた | 2013年7月20日 (土曜日) 20:06