ぐるっと回って日本海
敦賀海上保安部(福井県敦賀市)の発表によると、東日本大震災の津波で宮城県気仙沼市の離島・大島から流失した漁船が、日本海の福井県沖で見つかったんだそうです。
敦賀海上同保安部の推測によると、この漁船は一旦アメリカの沖まで流されたのが太平洋の海流に乗って、また日本に戻ってきたらしいのです。
その驚きの漂流コースは↓です。
宮城県気仙沼市→太平洋漂流→アメリカ沖→再び太平洋漂流→フィリピン沖→沖縄近海漂流(6月に確認)→対馬海流に乗り日本海を北上漂流→福井県沖で発見
最初にこの船が確認されたのは6月で、海上保安庁が沖縄近海で発見したそうです。
その時に回収する予定をたてたのですが悪天候で近づけずにいるうちに、流され見失って捜査中だったようです。
まるで故郷の北へ帰ろうとしているかのようで、あれから2年と5か月、自力で日本へ帰還したとも言えなくない感動すら覚える話です。
でも、これって、今後も遺品(ご遺体など)などがまた日本に戻ってくる可能性も有るということですよね。
いや、既に沢山戻っているのかもしれませんが、見分けがつかないのかもしれませんし、マスコミも取り上げないのかもしれません。
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コメント
海は動いている。海はつながっている。

福島県の原発の事故は福島県だけの問題ではないでしょう?
何が安全な原発ですか?
まだ収束する手立てもないくせに「日本の原発の技術を輸出」だなんて…!よく言えたものです
投稿: 空 | 2013年8月 4日 (日曜日) 07:01
空さんへ
他の国よりは安全設計と言うことで輸出を受け入れてくれる国が存在するということでしょうね。
投稿: 玉井人ひろた | 2013年8月 4日 (日曜日) 08:02
こんばんわ。
「漂流コース」、よく読んでみると・・・。
これは、相当大変なコースでしたね。
それに、漁船を探すのに、時間がかかりましたね。
投稿: H.K | 2013年8月 4日 (日曜日) 21:36
H.Kさんへ
ゲリラ豪雨が頻繁に起きましたから今になったのでしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2013年8月 4日 (日曜日) 21:57
紀州の船頭、大黒光太夫の乗った船は日本を離れ、アルーシャン列島のほぼ真ん中、亜鞭とか志摩へ流れ着きました・・・・とあったっけ???海は生きてるんですねえ。やっと、ウインドウズ8にパソコン少し慣れてきました。
投稿: 山口ももり | 2013年8月 8日 (木曜日) 07:22
山口ももりさんへ
W8に慣れてきましたか、それは良かったです。
投稿: 玉井人ひろた | 2013年8月 8日 (木曜日) 13:51