輸血・・・犬から猫へは可能か?
驚きました。違う動物でも、輸血が可能なんですね。
ニュージーランドのタウランガという町のニュースなんですが、そこの動物病院で緊急手術をすることになった猫に犬の血液を輸血し手術治療を行って無事に猫が助かったというものです。
これは、猫は犬の血液に対する抗体を持っていないため拒否反応が出ず、輸血は可能なんだそうです。
ただし、一度犬の血液を輸血された猫には犬の血液に対する抗体ができてしまうため、次回からは拒否反応を示すので輸血は不可能になってしまうそうで、つまり輸血はできてもそれは‘一回限り’と言うことのようです。
これは異種動物間での輸血には共通するもののようです。
そもそも血液型とは血液の型が違うわけじゃなく血液内にある血球の持つ抗原の違い(抗原とは・・非自己的物質を生体に投与されたとき、それに対応する抗体や感作リンパ球を作り出す反応を引き起こす物質。さらに免疫複合体を作ったり、細胞性免疫反応を起こす作用もある)をもとに決めた血液の分類のことなんだそうで、強引に言えば拒絶反応が出る人と出ない人でのグループ分け的なもののようです。
その理論上から言えば、人間でも抗体が無い血液だったら他の動物の血液が使用できるということになりますよね。
でもね~。牛や豚の血を輸血されたら・・・嫌ですね。
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コメント
こんばんわ。
動物に輸血が出来るなんて、驚きましたね。
投稿: H.K | 2013年8月25日 21:26
H.Kさんへ
血液が有れば可能なようですね
投稿: 玉井人ひろた | 2013年8月26日 06:39
動物から人へ可能になれば、血液不足は解消するでしょう。
研究しているのかな?
投稿: もうぞう | 2013年8月26日 17:22
もうぞうさんへ
種痘も牛ですから、牛で研究でしょうかね?
投稿: 玉井人ひろた | 2013年8月26日 17:52