廃炉
福島の佐藤県知事によって、震災後から要請されていた福島県内の原発廃炉の要請がやっと聞き入れられました。
ただ、安倍総理から廃炉指示が出たのは福島第1原発5、6号機で、東海村の原発を除けば日本で最も古い原子炉である1号基、2号基でなかったことはなんとも不思議な気がしました。
東京電力は20日、安倍首相から廃炉を要請された福島第1原発5、6号機を解体せず、1~4号機の廃炉のための実験などを行う研究開発施設に転用する方向で検討に入ったそうです。ドイツなどでも廃炉解体が行われれているところを見ると、解体となると30年もかかるんだそうで、その年数に係る費用は莫大だとお思いますので、東電としては解体するより費用を安く抑えるとの狙いもあると思われます。
その考えはなんとなく理解できる気がしますが、古い方を残すという現状はどうしても理解できませんね。
佐藤県知事はこれからも全炉廃炉を国に要求していくそうですが、国としてはどうしても再稼働の狙いが見え見えですし、この問題も長引きそうです。
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コメント
廃炉解体・・・・世界中に広まってしまっている原発。だれもゴミとなった時の処理って考えてなかったんでしょうかねえ。人類って・・・アホなんやろか。学者や政治家の責任はおおきいですよねえ。
投稿: 山口ももり | 2013年9月21日 11:30
原発に警告を出したり反対する学者は能力があっても片隅に追いやられる!片や原発に媚びてる学者は優遇される!
すべて政治の世界ですかね?
投稿: 空 | 2013年9月21日 13:03
山口ももりさんへ
新しいエネルギーというのは人類の夢で、それを実現できる喜びの方が科学者としては大きかったのでしょう
空さんへ
学者にも主流派と、諸派とがあり、どうしても国(政治家)と組んでいたほうが楽なんでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2013年9月21日 18:30