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2013年9月10日

すもうとりぐさ

先日の曇りの日、帰宅途中の道路から見える我が家の風景を見ました。少し高台にあるわが家を見ながら運転して帰るのはいつものことですが、その日は雲間から我が家の周りだけに日が射して、畑に囲まれたわが家がきれいにスポットライトを浴びたように見えたのです。

古い我が家の周りの畑に、黄緑色の畑がまるで芝生のように見えました。美しい景色でした

でも、今の時期畑は緑色ではないのが通常です。なぜそうなったか?

Img_2171_2 ←がその畑の実際の姿です。

何も作らなくなって、手入れされなくなり雑草が伸び放題になった畑が、緑色に見えたのでした。

エノコログサも少し見えますが、ほぼ全面が私の地域では「すもうとりぐさ」という名で呼ばれる、丈が約7~80センチほどに伸びた「メヒシバ雌日芝)という‘イネ科(メヒシバ属)’の雑草群です。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/gramineae/mehisiba/mehisiba.htm
この草の詳しいことは↑のURLをクリックしてみてください(似た雑草に「カゼグサ」や「コブナグサ」などがある

わが地域でなぜ「すもうとりぐさ」というかは、定かではありませんが、この草は非常に丈夫でどんな荒れ地でも根を張ります。
その根の張り方半端じゃなく、広く深く‘まるで相撲取りが土俵で踏ん張るように’土にがっちり根をはりますので、抜けないのです。

もしかすると、そういうところから「すもうとり」の名が付いたのかもしれません。
ちなみに「コニシキソウ(小錦草)」という雑草も有りまして、これもまた厄介な草です。

いずれにしても厄介な雑草ですし、これらの秋に花粉を出す雑草に反応する私の花粉症はこれからがつらい時期です。すでに始まりました。

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コメント

すもうとりぐさと言う名称は、初めてです。
私にとっては、イネ科の植物の区別はとてもとても難しいです。

投稿: もうぞう | 2013年9月10日 19:36

私はこの植物の茎の部分を使って、友達と草相撲をしました(^o^)/
グランドの草むしりの合間とか、運動会の練習の待ち時間とかに良くやりました(^_^)v

投稿: | 2013年9月10日 21:23

もうぞうさんへ

完全な地域名称だと思います
 
 
空さんへ

互いに絡めてひっぱたり、こすったりすやつでしょうか?
そこから名が出たんですかね?

投稿: 玉井人ひろた | 2013年9月10日 22:16

まれたわが家がきれいにスポットライト・・・お・お・お・・・メヒシバ、オヒシバ・・・コニシキソウ・・・大変なのがようっくわかります。冬にはかれますよね。

投稿: 山口ももり | 2013年9月11日 08:45

山口ももりさんへ

そうなんです。冬を待たずに枯れ始めますが、その枯草に火が付いたらと思うと恐怖です

投稿: 玉井人ひろた | 2013年9月11日 09:03

花粉症ですか。これからの季節大変ですね。

投稿: 吉田かっちゃん | 2013年9月11日 11:23

吉田かっちゃんへ

体調が良いときは症状が出ない場合もまれにあるんですが・・・大変です。

投稿: 玉井人ひろた | 2013年9月11日 12:10

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