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2013年9月11日 (水曜日)

毒虫=‘セアカゴケグモ’が発見された

英名は「Red-back spider」または「Red-back widow spider」ということになり、後のを直訳すると「Red-back」=「背赤」、 「widow(widow)」=後家(未亡人)、「spider」=蜘蛛、と言うようになるため、和名では「セアカゴケグモ背赤後家蜘蛛)」となる外来の‘毒グモ’が日本で繁殖し始めていることは以前にもニュースになって知っていました。

確認されているのは主に関西方面でしたが、ついにその蜘蛛が今月に福島県内でも初めて発見されたことが報道されました。驚きましたね。

県のホームページでは、特別にサイトを作り発見された様子と、注意事項が掲載されました。↓が、それの引用です。

  • 平成25年9月4日(水)、会津若松市内の自動車販売業者から、「昨日、セアカゴケグモと思われるクモを捕獲した。」との通報が会津保健福祉事務所にありました。
  • 当該クモの画像を、一般財団法人日本環境衛生センター(川崎市)に送付し同定を依頼したところ、セアカゴケグモのメスと同定されました。

<発見の状況>

  1. 発見場所
    関西方面より搬送された中古乗用車の後部ドア内側。
  2. クモの状況
    発見されたのは1匹。発見当時は生きていたが、捕獲後死にました。
  3. 被害の有無
    このクモに咬まれた方及び健康被害を訴えている方はいません

セアカゴケグモに咬まれると重症の場合は進行性の筋肉まひなど深刻な健康被害が生じるケースがあるそうですが、日本国内では死に至った例は無いそうでちょっと安心ですが、稀ではありますが海外では亡くなっている人もいるんだそうです。

状況からすると今のところ繁殖拡大の様子は無いようですが、東北地方では2年前に宮城県、今年6月に岩手県で見つかっていて、今回の福島県ので3例目になるようですし小さい虫ですからどこで増えているか判りません。なんとも厄介です。

咬まれたら、なるべくその虫を持っていくようにして、毒が特定できるようにすると治療しやすいとも記載がありましたが、それは無理な話でしょう

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コメント

ニュースでは何度も見ていますが、福島にもね~
新潟はまだのようですが、居てもおかしくないですね。
マダニも心配だし、温暖化も影響しているのだろうな~

投稿: もうぞう | 2013年9月11日 (水曜日) 19:22

もうぞうさんへ

虫は防除が難しいだけに厄介ですよね

投稿: 玉井人ひろた | 2013年9月11日 (水曜日) 20:07

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