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2013年11月25日 (月曜日)

衣食足りて礼節を知る

「倉廩實則知禮節衣食足則知榮辱」←これは中国の「管仲」(中国の春秋時代における斉の政治家)という人物の著書とされている『管子』の中の文章ですが、読めないですよね。
昔習った漢文読みにし漢字も現代のにすると「倉廩そうりん)ちて礼節れいせつ)をり、衣食足りて栄辱えいじょく)をる」という読み方になります。

この中国の教えは、日本でも少し単純化されて「衣食足りて礼節を知る」という言葉になって使われている、知る人ぞ知るの故事でもあります。

意味は、「人というのは、着るものや食べ物が十分に足りて物質的に不自由がなくなって、初めて礼儀に心を向ける余裕ができてくる。」というようなものです。
これは裏を返せば、人が人らしく生きる為の最低限必要なことが衣食住の安定であるとも取れる言葉でしょうね。

素晴らしい言葉が中国からつたえられたものですが、その発祥の地である現在の中国に“礼節”があまり見られないのは、まだあの国は衣食住が不十分な証なのでしょうか?

これも「衣食足りている者=富める者=悪」と決めつけた毛沢東率いる中国共産党軍が、女子供に関わらず大量の虐殺を繰り返したそのつけが、今の政府に巡ってきているのかもしれません。

「渇しても盗泉の水を飲まず」という考えのあるの中国人の奮起を祈りたいです。

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コメント

中国4000年の歴史?はどこに行ったのでしょうね~
まったく情けないですよね。

投稿: もうぞう | 2013年11月25日 (月曜日) 18:20

もうぞうさんへ

昔は、師であった国ですからね

投稿: 玉井人ひろた | 2013年11月25日 (月曜日) 18:23

家の年寄りは、「信心は富の余り」と言っていました…これは貧乏なくせに金持ちの真似をして、法外な信心しても良いわけでは決してない!と自分への戒めとしても口にしていたようです(^_^)v
実際「心がこもって新鮮であれば、金を出した花でなく裏の木の葉を供えただけでも構わないんだよ」と言っていた年寄りでした(*^_^*)

投稿: | 2013年11月26日 (火曜日) 08:50

空さんへ

「布施」のことについて、仏教では同じようなことを説いています。
布施とはその人が持っている能力や技術も含まれるんだそうで、災害ボランティアも立派な布施だそうです。

投稿: 玉井人ひろた | 2013年11月26日 (火曜日) 14:05

本当に大きな領土で苦労しながらまだ欲深く乗っ取ろうとしています。異民族支配の苦労は知りすぎているはずなのに。でも、いたるところでデモや暴力的な軋轢が起こっているとか。新しいパソコン、マタマタ私の意志に反して遠距離支配をしてきます。やっと慣れたと思ったらマタマタ画面が変わってしまい・・・もう腹が立ちます。新しいことに対応できない年齢なんでしょうか。

投稿: 山口ももり | 2013年11月26日 (火曜日) 14:49

山口ももりさんへ

人口が多い中国では、地下資源と海産物はとても必要なのでしょうが、やり方が汚い

投稿: 玉井人ひろた | 2013年11月26日 (火曜日) 16:36

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