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2013年12月21日 (土)

‘缶牛乳’を見たことが有りますか?

あるサイトにこんな質問タイトルが載っていたのを見つけたんです。

入り牛乳が販売されていない理由は?

そのタイトルを見て、「なるほど缶入り牛乳って見た記憶が無い」と改めて思ったのです。
その理由は簡単で、金属容器は牛乳の成分と反応し腐敗する確率が高いとして法律で禁じられているからだそうです。

理由は簡単なんですが、その規制法律が意外に古いものでした。

  • 明治21年(1888)頃、「細口ガラスビン」が東京牛込の津田牛乳店で初めて使用
  • 明治32年(1899)頃には「牛乳専用ガラスビン」が登場
  • 19世紀、日本国内外で牛乳腐敗事件発生
  • 昭和 3年(1928)東京警視庁は「牛乳営業取締規則」を改正し、、殺菌を義務づけるとともに着色ビンを禁止、無色透明の広口ビンで紙栓をすることに決める。
  • 昭和26年(1951)に厚生省(現在の厚生労働省)は、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」を公布し、無色透明のガラビンの使用を義務化する
  • 昭和33年(1958)に牛乳ビンの口内径を26mm以上と定めた

という歴史が有るように、牛乳(生乳のみ)の入れ物規制は昭和26年に決定されたものが未だに生きているようです。

でも、紙パックが有るじゃないか?という疑問がでますよね

紙容器が現れたのは1938年アメリカのエクセロ社が開発したピュアパックが最初で、続いて1952年にスウェーデンのテトラパック社が三角形(四面体)の容器を開発、それを基にして、昭和31年(1956)に日本で初の紙容器が協同乳業から製造販売されたのだそうです。

しかし、日本の乳業メーカーが本格的に紙容器を使い始めたのは昭和37年(1962)頃からで、昭和39年(1964)開催の東京オリンピックや、昭和45年(1970)開催の万博での採用を契機に、スーパーマーケットの増加、学校給食への牛乳の普及などにつられるように日本全国に広まっていって現在に至ったようです。

紙パックは法改正後すぐに安全性が確認されたようですね。

それなら、ペットボトルに入った牛乳もあっても良いのではないか?

実は、ペットボトルの使用は大丈夫ということが判っているんだそうですが、それが無いのはメーカーの都合のようです。

  • ペットボトルを牛乳容器として使用すると、牛乳保管のための温度管理が必要であることから、安全性を確保するのが難しい
  • 紙パックに比較して、倍以上の製造コストがかかる

つまりコストがかかるからダメだということで、法改正も保留になっているようです。

以上は、すべて「生乳」の容器のことで、「加工乳」に関しては別になるため、もしかすると加工乳に関しては「缶入り」や「ペットボトル」のも有るのかもしれません。

スーパーに出かけたとき、ちょっと探したくなりました

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コメント

牛乳の紙パックは、ペットボトル飲料が出回る以前からありました。
牛乳もペットにするとゴミが大きな問題になるのでは?って懸念されとと記憶していますが。

投稿: もうぞう | 2013年12月22日 (日) 07:09

もうぞうさんへ

牛乳のペット入り、出ていたんですね。わたしはみたことが無いです。
たぶん出ても、すぐにメーカーがやめたのかもしれません。

投稿: 玉井人ひろた | 2013年12月22日 (日) 08:02

フムフム・・・・粉ミルクは缶に入ってましたね。まあ、水分がないから変質しないのか

投稿: 山口ももり | 2013年12月22日 (日) 11:55

コンデンスミルクは缶詰めですよね?
あの甘い~やつ!

投稿: | 2013年12月22日 (日) 16:23

山口ももりさんへ

粉ミルクは缶ですよね。あれはいいようです。
 
 
空さんへ

加工されたものは大丈夫のようですが、生乳は悪いようです

投稿: 玉井人ひろた | 2013年12月22日 (日) 18:15

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