ちゃんと、報道しろ・・・（消費税・・

なんだか、特定秘密法のごたごたでまったく報道が無くなったのが「消費税率引き上げ」ですね。
マスコミと言うのは、今更ながら心変わりが早いものです。これは視聴者である我々にも責任があるのでしょうね。

消費税率の引き上げは、予定をちょっと書いてみましょう。

＜消費税率＞

• 「現在」の率＝５．０％(国・消費税＝４．０％、地方消費税＝１．０％）
• 平成２６年（2014） ４月 １日引き上げ
  消費税＝８．０％（国・消費税＝６．３％、地方消費税＝１．７％）
  　
• 平成２７年（2015）１０月 １日引き上げ
  消費税＝１０．０％（国・消費税＝７．８％、地方消費税＝２．２％）

上記のように予定が決定され発表されていますが、意外と正確には知らないですよね（知らされていない）。

そして、もう一つ知られていないことがあります。

この消費税率を引き上げる際に、政府では次のようなことが政党間や閣議などで合意決定されています。

　　＜消費税法改正につき・・・＞

• （消費税率引き上げは決定したが）・・・経済財政状態の激変にも柔軟に対応する観点から、消費税率引き上げの前に、経済状況等を総合的に勘案したうえで、
  消費税率引き上げの停止を含め所要の処置を講ずることとする。

つまり、引き上げ日は決まっているが、景気等の状態が悪い場合は引き上げをやらないことの可能性もあるということです。

とはいっても、税を決めてから取りやめになったことは未だかつてないことですから、話しだけの公文ですことは、誰でもわかります。

それでも、マスメディアはちゃんと報道すべき大事なことだと、わたしは思います。