箱根駅伝とふくしま県、ライスボールと有楽町火災
箱根駅伝は東洋大学が2年ぶりの総合優勝を飾りました。2位の強豪の駒沢大はこれで出雲や大学選手権で日本一になりながら、箱根駅伝だけ4年間優勝できずに終わるという結果になり、2位と言う好成績にもかかわらず選手たちの落胆の様子は痛々しいくらいでした。
ところで、優勝した東洋大の酒井俊幸(さかい としゆき)東洋大監督(37)と、惜しくも準優勝になってしまった駒沢大の大八木弘明監督、そして今回最下位だった国士舘大の下重庄三(しもじゅう しょうぞう)国士舘大監督(56)には↓
- 3人とも福島県の出身
- 酒井監督と下重監督は同じ県内の学報法人石川高校のOB
↑という共通点があります。同じ福島県出身でも酒井監督と下重監督はずいぶんと明暗が出てしまいましたが、下重監督は前に就任していた地元の福島県立田村高校の陸上部監督時代時代に駅伝で女子を優勝、男子を準優勝に導いた手腕が有りますから、近いうちに強い国士舘にすることでしょう。
そんな箱根駅伝の中継を見終わったら、テレビでは火災のニュースが直ぐに報道されました
それは東京都千代田区有楽町のパチンコ店から出火したものが、地下1階地上2階建ての店舗と隣接する建物など4棟が燃える大火災となり、消火活動に当たっている様子でした。
悪いことにその火災現場はJR有楽町駅前の繁華街で、黒煙などが駅や線路に達したためJR東海は東海道新幹線の東京―品川間の上下線で運転を見合わせ、JR東日本は山手線の全線と東海道線、京浜東北線の一部を運休、という東京都内の路線はストップしてしまい乗客らが大変なじょうたいになっているという映像報道でした。
わたしはそれを視て大変だとは思いましたが、正月3が日で帰省客ぐらいにしか影響は無いのだろうと、思っていました。
そしたら、箱根駅伝の後の午後2時から行われたアメリカンフットボール日本一決定戦の「ライスボール」に影響が出ていたことを知らされました。
試合は社会人優勝のオービックシーガルズと、学生チャンピオンの関西学院ファイターズという3年連続同じ顔合わせの試合でしたが、東海道新幹線を利用して会場に向かっていた関学ファイターズのスタッフが試合に間に合わないということになっていたのです。
間に合わなかったのはコーディネータースタッフなどゲームの作戦を考え指示を与える重要なスタッフ(数十人)などだったので、選手やヘッドコーチは困ったはずです。
関学は、試合を見に来ていたOBたちに声をかけ急きょ臨時スタッフを作って試合開始、遅れたスタッフが会場に着いたときは第2コーターが終わってリードされたところでした(アメリカンフットボールは4コーター有る)。
いずれにしても、日本一強いオービックが負けるわけはなく、圧勝でオービックシーガルズが4年連続日本一を達成しました。
1日~3日まで、私はスポーツ観戦三昧で過ぎてしまいました。
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コメント
息子もその事故で帰れなくなり、わが家にもう一泊しましたよ。本年もよろしくお願いいたします。
投稿: 山口ももり | 2014年1月 5日 (日曜日) 09:40
山口ももりさんへ
帰省の人たちには、ずいぶん影響が出たんですね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年1月 5日 (日曜日) 13:30