ぽん酢
「ポン酢」の名称の由来について、いくつかの説を見つけました。
- オランダ語で、柑橘類の果汁全般を表す「pons」(ポンス)という言葉があり、これが日本に伝わってきたときに、「S=ス」に「酢」の字が当てられ、「ポン酢」という名称が誕生した
- ヒンディー語では「5つ」を意味する言葉を「panc」という。
ここからブランデーやラム酒にレモン汁や砂糖を5種類ほど混ぜた飲み物を「pons」と呼ぶようになり、さらにそれが転じて、混ぜるレモンなどの柑橘類の汁の事を「pons」と呼ぶようになった
- 果物の「ポンカン」の「ポン」は、原産国のインドの西部にある地名「Poona」(プーナ)に由来し、「カン」は柑橘類の「柑」である。
その「Poona」を漢字で音写した文字が「椪」。これを中国の読み方で「ピエン」と発音するらしく、その「椪」を日本語で「ポン」と読んだ事から、「椪柑」=「ポンカン」となった。つまりポンカンとは「インドのPoona原産の柑橘類」を意味する
「ポン酢」のポンも同じ意味から由来する。
どの説も共通するのは、「ポン」とは柑橘系の果汁のことを意味する‘外来語’であるということです。
外来語ですからカタカナや平仮名表示だったんですね。面白い名称の理由がやっと納得しました。
ポン酢は先にも書きましたが、橙や酢橘、レモン、ライム、ユズ、カボスといった柑橘類の果汁に酢酸を加えたものですが、酢酸をまったく加えない柑橘類の果汁だけのものは「生ポン酢」と言われるそうです。
ところで・・・
有名な飲料に「ポンジュース」というのがありますね
これは愛媛県松山市に本社がある「えひめ飲料」の登録商標ですが、この名称に使われている「ポン」は、ポン酢の由来とは全く無関係です。
この「ポンジュース」という名前は、昭和27年(1952)、当時の愛媛県知事・久松定武氏が、「ニッポンイチ(日本一)のジュースになるように」という願いを込めて命名したものだそうです。つまり、「ポンジュース」の「ポン」は「日本(ニッポン)」の「ポン」なのですね。
この由来も面白いです
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コメント
私も「味ぽん」を「ぽん酢」といっている一人です。(´,_ゝ`)プッ!
投稿: 吉田かっちゃん | 2014年1月14日 13:32
吉田かっちゃんへ
そうでしたか。本当に多いんですね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年1月14日 17:25
我が家は「酢系」は好まれません。
したがって、元々区別さえ分かっていませんね。
家内だけは、好きのようですけど。
投稿: もうぞう | 2014年1月15日 20:02
もうぞうさんへ
妻の実家でも似た感じですね。
投稿: 玉井人ひろた | 2014年1月15日 22:59