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2014年2月26日 (水曜日)

全国の教職員数 92万人

文部科学省が毎年行っている「平成24年度教職員人事行政状況調査」の結果が発表されています。
実に時間のかかる調査なのか、仕事が遅いのかは不明ですが、これは最新版であるようです。

ここに懲戒処分(懲戒処分には重い方から免職・停職・減給・戒告の4段階がある)を受けた教職員の数が載っています。

この結果によると平成24(2012)年度に懲戒処分を受けた教師は全国合計で「968人」だそうです。

この結果についての文科省の判断は↓こうです

>教育職員の懲戒処分者は968人、教育職員(92万人の)内の0.11%で過去10年間と同程度・・・

つまり「悪い数字でもなく、良い数字でもない」という判断なんでしょうかね。

しかし問題は、その懲戒処分の中で最も重い懲戒免職になった人数は「207人」で過去最多になることと、生徒や児童へのわいせつ行為とうのが非常に多いということです。
さらに、そのわいせつ行為が男性教職員ばかりじゃなく、女性教職員も含まれるという現状です。

そしてそれを90万人以上の教職員全員の質の低下をマスメディアや評論家が騒ぎ立てることで、また現場で要らぬストレスが生じ、それが犯罪に繫がるという悪循環が生まれているとしたら、それは文部科学省の怠慢だけじゃない気がします。

どこかで、何かが影響しているんだと思いますが、凡人の私には判りません

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コメント

私も子供相手の書道教室をやめようかと思っています。最近は子供が手に負えません。親も・・・ねえ。先生ばっかりのせいにするのも間違っています。「もう、私の言うこと聞けへんのやったら来ても意味がない。来んとき」って私は言いますが、教師をしている友人は、それが言えるのがうらやましいと言っています。厳しく叱ることもできないのですよお。

投稿: 山口ももり | 2014年3月 1日 (土曜日) 10:02

山口ももりさんへ

マスコミが極々一部の悪い教師のことを過剰報道することも影響があるのかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2014年3月 1日 (土曜日) 11:46

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