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2014年2月 6日 (木曜日)

隣町でも・・・あの楽曲が・・

我が村と隣接する本宮(もとみや)市は、数年前に合併する前の旧本宮町のときに自主製作の映画を2本作製し、上映したことがあるところでもあります。

昭和41年(1966)制作放映され、「本宮方式」と呼ばれたその最初の映画は「こころの山脈(やまなみ」という映画で、先生と児童の交流を描いた小学校が舞台のとても暖かな映画でした(子役はすべて地元の小学生)。

 主演は今は亡き「山岡久乃さん」そして共演者には「宇野重吉さん」、「殿山泰司さん」、「奈良岡朋子さん」、「吉行和子さん」ら錚々たるメンバーによる小学校を舞台にした、古い映画ですので、出演者のほとんどが亡くなられていますが、奈良岡さん、そして今NHK朝ドラの「ごちそうさん」のナレーション(祖母役)をやっている吉行さんらは現役ですね。

そして、次に作られたのが平成年(1997)の「秋桜(コスモス)」で、その当時社会問題になっていたHIVとその感染者への差別・学校や社会でのいじめがテーマの、これまた高校という学校が舞台の映画でした。

主演は「小田茜さん」、共演者には「夏木マリさん」、「宍戸 開さん」、「宍戸 錠さん」、「榊原るみさん」、「林家とんでん平さん」、そしてまだ存命だった「山岡久乃さん」らです。

本来はこの映画に「宍戸錠さん」は(予算不足で)出演するはずは無かったのですが、宍戸錠さんから「私はこう言う映画に出たいんです。ギャラは全く無しでいいですからぜひ出演させてください」という強い懇願があり、ノーギャラで素晴らしい演技(本宮弁が最もうまく自然だった)をしてくださったエピソードがありました。

この「秋桜」の映画制作に当たり音楽を依頼し、担当したのが“あの”「佐村河内 守(さむらこうじ まもる)」さんだったのです。

そして2014の今年のことです。

その時何度も本宮に来ていた縁で、本宮市は昨年「市民の歌」の製作をも佐村河内 守さんへ依頼したんだそうです。
それはすでに完成していて、来月の3月11日の祝日の日、市内に有る‘サンライズもとみや’と言うところで行われる「本宮市復興の集い2014」でお披露目される段取りが決定していたのだそうです。

そんなときに「ゴースト・・・」とか「別人が作っていた」とかが発表されたんですから、同市は今大混乱のようです。

報道によれば、18年前から別の方が作曲していたということですから、17年前の映画「秋桜(コスモス)」のときからすでにそれは行われていたことになります。

もっともっとこう言うところが出ているんでしょうね。

曲は素晴らしいしプロデュースしていると言えばそうですし、どう対処するのでしょうか?他人事ながら、考えてしまいました。

それにしても全国的に影響が波及する事件が多く発生する年ですね。

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コメント

自分の曲が人の名前で流れる・・・マア・・・プロディウスされたとはいっても曲は自分の表現そのもの・・・才能が惜しいです。二人の未来も心配です。「秋桜」いい映画だった記憶があります。絵でも、師匠の名前で描かれた絵画はおおいでしょう。特にルネサンスの頃までは・・・・もっとも一人では隅から隅までできないほどの絵画でしたから。

投稿: 山口ももり | 2014年2月 7日 (金曜日) 08:47

山口ももりさんへ

曲が良いだけに、なんとも複雑です

投稿: 玉井人ひろた | 2014年2月 7日 (金曜日) 10:07

日本人はこういう「いい話」に飛び付きますよね。
全盲の作曲家、日本のベートーベン、被災者の
女子と心を通わせる !!
なんて、話。

本宮市の「水色の街」という歌ですね。
いい歌として本宮復興の歌にしようというのだったら
本当の作曲家の名前で
使ってはどうなのでしょう。

歌そのもので、判断したのであって、全盲、と
いう部分で採用したわけでもないでしょうに。

それにしても、高橋君はソチ・オリンピック直前に
こうなってなんともお気の毒。

投稿: あね | 2014年2月 7日 (金曜日) 15:01

あねさんへ

“全盲”ではなく「全聾」(聞こえない)ですね
)ただ、それも疑惑らしいですがね

いずれにしても、楽曲はいいんですからさらに問題が複雑です

投稿: 玉井人ひろた | 2014年2月 7日 (金曜日) 16:18

ああ、そうそ、障害2級を持っている
耳の聞こえない人でしたね。それも疑惑に満ちて・・・。

投稿: あね | 2014年2月 7日 (金曜日) 23:10

あねさんへ

障害2級については、本当ではなかったら提訴でしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2014年2月 8日 (土曜日) 08:04

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