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2014年3月14日

春は‘病’も芽吹く

私の場合、昔から春は心身ともに何とも調子がおかしくなる季節なので最も嫌いな季節です。
それは、どうも私だけじゃなく多くの人が感じていることらしいのです。

古来の東洋の医学書 黄帝内経素問の四気調神大論では春の3ヶ月(1、2、3月または2、3、4月)を「発陳(はっちん)」というのだそうです。

春になると植物は芽を出し活動的になり、昼の時間が長くなり、外の気温もだんだんと上昇しはじめ。
そうすると冬の間は体力の消耗を避けてじっとしていた動物や植物も、陽気に応じて活発に行動し始める。
それは人も同じで、気温が上がり着ていたものも薄くなり、動きやすくなっていく。
このときに適度に行動する事をしないでじっとしていると、陽気が体の内にこもってしまい病気になる原因を作ってしまう。
この状態を「発陳(はっちん)」という。

これを西洋医学的に言うと、春になると体内では季節ホルモンの分泌が急増し、眠っていた細胞も目を覚まし、動きはじめ血が騒ぎだす為、血の貯蔵庫である肝臓はフル回転になるんだそうです。

そのため一時的に肝臓は疲れた状態になるため「体がだるい。疲れやすい」それに伴い「気力が出ない。なんとなく不安。」という、軽いうつ状態になるらしいのです。

ということで、今頃は肝臓の働きを助ける作用(収斂させる作用)がある酸を多く含む「酢、梅、苺、レモン、オレンジ、ゆず、トマト・・・」などの食品を多く取るようにするといいようです。

香酢は飲んでいるけど・・・ちょっと意識して食べてみましょうかね)。

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コメント

“春ホルモン”「明け方の光が春をもたらす」=独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は春ホルモンの司令塔となる遺伝子Eya3を同定し、このEya3が明け方の光によって発現することで、春ホルモンを誘導することを世界で初めて明らかにしました。(以上、何かと話題の理化学研究所からの引用)
どうやら、朝の光を浴びての散歩などというのは、この季節とてもいいようですね。

投稿: koji | 2014年3月15日 07:23

kojiさんへ

らしいようですね。体内時計のようなものでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2014年3月15日 08:04

「酢、梅、苺、レモン、オレンジ、ゆず、トマト・・・・ゼエンブ苦手です。先日も腸の調子が悪くなりました。3月には決まって体調を崩します。でもこれはここ3年ほどのことで年のせいでしょうね。

投稿: 山口ももり | 2014年3月15日 10:11

勉強になります。

自分も酢関連食品を多くとる様に心がけます。

肝臓って確か沈黙の臓器のうちの一つですよね?

何か異常を感じてからでは手遅れって事なんでしょうね。

投稿: JACKS | 2014年3月15日 11:14

山口ももりさんへ

そういえば苦手とおっしゃっていましたね。私の無き義父と同じなので覚えていました。
でも、ほかにも肝臓に良い食品は多いと思います。
 
 
JACKSさんへ

沈黙の臓器、は有名な言い方ですね。でも兆候は有るようですよ

投稿: 玉井人ひろた | 2014年3月15日 11:42

「発陳」初めて知りました。春にすべての物が動き出すのですね。さぁ、動かなくっちゃ!

投稿: 吉田かっちゃん | 2014年3月15日 12:35

吉田かっちゃんへ

もうずいぶん早くから撮影に動いていらっしゃいますよね

投稿: 玉井人ひろた | 2014年3月15日 18:48

ほう、それで酸っぱいものが欲しくなるんですか?
理にかなっているんですね。

投稿: もうぞう | 2014年3月17日 16:47

もうぞうさんへ

体が欲するのでは、反応が良いということでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2014年3月17日 18:21

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