2円切手を買うべきか?それとも1円・・・
来月の4月1日(火)から葉書や手紙の料金が値上がりしますね。
< はがき >
- 50円→52円
< 手紙 ・定形郵便物 >
- 80円→82円(定形25g以内)
- 90円→92円(定形50g以内)
※大きさは23.5cm×12cm×1cm以内< 手紙 ・定形外郵便物 >
- 120円→※変更無し(50g以内で大きさだけが定形外)
- 140円→※変更無し(100g以内)
- 200円→205円(150g以内)
- 240円→250円(250g以内)
- 390円→400円(500g以内)
- 580円→600円(1kg以内)
- 850円→870円(2kg以内
- 1150円→1180円(4kg以内)
上記の右側が新しい“値上がり料金”になっていますが、そうなると当然ですが今私が所有している50円切手・80円切手では「料金不足」となるわけです。
(※現在の50円のはがきや80円の切手などは、記念切手を除いて、3月末で販売終了)
今週の3月3日の雛祭りの日、郵便局では新しい料金の切手「52円(ソメイヨシノ)・82円(ウメ)」などの発売を開始したようですが、同時に平成14年(2002)に発売を終了していた「2円切手」も発売を始めたそうですね。
←計らずとも増税で復活となった2円切手のデザインは、前の「秋田犬」から、北海道に生息している真っ白な「エゾユキウサギ」となったようです。
とてもかわいいデザインの切手ですし、これがないと今持っている切手が無駄になってしまうわけですが、2年後にまた消費税が上がり10%になった場合はまた郵便料金が上がることは確実です。
その場合に予想されるのは50円が55円でしょうから2円切手を買っておいたとしても、さらにまた3円分の切手が必要になるわけです。
それだったら、1円切手を買い置きしていたほうが対応しやすいようにも思えてくるんです。ここが思案のしどころですね。
ところで、数ある切手のなかで人物が描かれているのは1円切手だけなんですよね。
ちなみに3円切手は「ほととぎす」、5円切手は「コブハクチョウ」、10円切手は「コアオハナムグリ」になっています。
1円切手に描かれた人物は、近代郵便制度の創始者の一人で「日本近代郵便の父」と呼ばれる、現在の新潟県出身の政治家「前島 密(まえじま ひそか)氏」の像なんです。
これって、意外に知られていませんよね。
その郵便制度が確立したことで、日本に初めて出現したものの一つをご存知でしょうか?それは郵便配達員のために造られた「表札」です。
表札とうのは、日本には全く無かったんです。時代劇に出て来るのは、誰の家か分かるようにした便宜上のもので、本来は存在していません。面白いものです
ただ今回の料金変更で気になるのは「変更無し」のがあることです。どういうことなのでしょう?
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コメント
1円切手の前島密は長いですよね。
新潟県出身なので、知っていますよ。
定形外で4kgなんてのがあるとは、初めて知りました。
こんなんだったら小包(ゆうパック)や宅配便の方が安いとちぃますか?
投稿: もうぞう | 2014年3月 5日 (水曜日) 19:35
もうぞうさんへ
4㌔はほとんど使う人はいないと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2014年3月 5日 (水曜日) 21:46
腹立たしいのは、古い62円切手です。いつの間にか8円切手というのが無くなっていて、80円で使おう思ったらま・あ・あ・2円を無駄にして10円切手を2枚張るか、10円切手、5円切手、1円切手3枚とはったものです。今回の改正で62円切手使えそうですね。たくさんあるのですよお。
投稿: 山口ももり | 2014年3月 6日 (木曜日) 10:10
山口ももりさんへ
その62円切手も2年後の消費税再値上げによってまた使いにくくなりますから、早めに使った方が良いですよ
投稿: 玉井人ひろた | 2014年3月 6日 (木曜日) 13:34