ジェネリック家電・・・!
新しい言葉とはよく生まれてくるものです。「ジェネリック家電」ということばが最近かなり普及しているというニュースを見ました。
私にとっては初耳でした。
「ジェネリック」と言えば病院の処方箋で薬局から受け取る単価が安くなる‘後発薬’しか知りませんでした。
そこで「ジェネリック家電」とはどういうものかと言うと↓
大手電機メーカー各社は、毎年のように新しい機能を備えたテレビ、冷蔵庫、エアコンなどを発売しているが、そこで開発された技術や部品は十分に使えるものでも、少し古くなると市場価値が下がってしまうため販売を中止してしまう。
そこで、国内の中小メーカーなどがその特許を侵害しない形でそうした大手メーカーの技術や部品を利用して作られ販売される家電製品を「ジェネリック家電」と呼ぶ。
その製品は研究開発費がかからず、大手家電メーカーのように莫大な広告費もかけないため低価格で販売できること、搭載する機能を大手のよりシンプルにして使いやすくしていることが特徴で、普及している理由となっている。
つまり大手電機メーカーの製品と同等の性能を備えているのに、低価格で手に入れられる商品、言い方を悪くすると“合法的なパクリ商品”とも言えますが()、安くて良い商品であれば、消費者にはありがたい話です。
それに、本来ジェネリック(generic)とは、「一般的な」「総称的な」と訳され、ブランドにこだわらないことを意味するんだそうですから、言葉としても間違っていない気がします。
ただ、私たちはどこで「ジェネリック家電」と判断できるのかが不明です。そこが一番肝心なところだと思います。
| 固定リンク | 0
コメント
最近耳にするようになりました。
いわゆる熟成家電は、新製品でもセールスポイントがありませんからね。
我が家でもエアコンがこわれたので、買い換えますが、ごく一般の普及品で十分です。
新機能や多機能はいりませんから。
投稿: もうぞう | 2014年5月 1日 (木曜日) 05:38
気がつけば、我が家でも結構“ジェネリック家電”を使用しています。Amazonでおなじみの“YAMAZEN(山善)”のコタツ、扇風機。“TESCOM(テスコム)”のカールドライヤーはじめ、“KOIZUMI(小泉)”の化電製品・・・。
カタログ表示上はすごい性能の割には安過ぎるので少々疑ってかかっていましたが、そこがジェネリックなのだと言われれば納得です。しかし、なんだか壊れるのが少々早い製品もあるような気がします。“なんとかタイマー”までしっかりジェネリックされていてはたまりませんが・・・。
投稿: koji | 2014年5月 1日 (木曜日) 06:02
もうぞうさんへ
大手のは、機能が有り過ぎの家電ばかりだということは誰もが認知しているんですが、日本人はそう言うのを好む人が多い特徴がそうさせるのかもしれません。

kojiさんへ
わが家にもそう言われれば沢山あります。たしかに値段の割には性能はいいですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月 1日 (木曜日) 08:27
「ジェネリック」ってメーカー名かと思っていました。そういうことなんですね。また一つ勉強になりました。
投稿: 吉田かっちゃん | 2014年5月 1日 (木曜日) 17:28
吉田かっちゃんへ
そう思っている方、案外多いかもしれませんよ
投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月 1日 (木曜日) 17:33
これはこれは・・・当然そうあるべきなのに、今までなかった家電ですね。大体・・・新しく買った電話だって、パソコンだって機能の1/100も使いこなせてないんです。簡単で、壊れなければそれが一番です。
投稿: 山口ももり | 2014年5月 2日 (金曜日) 10:51
山口ももりさんへ
ほんとにそうですよね。特に日本の大手メーカーのは機能が多すぎです
投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月 2日 (金曜日) 12:18