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2014年5月26日

「自営業」と「自由業」の違い

日本語にはその違いがよく判らないものが、本当に沢山あります。

きょうラジオから流れてきた「自由業という職種は変じゃないか?」というリスナーから番組に届けられた便りがまさにそれでした。

「自営業」と「自由業」の違い。改めて聞かれたら、答えられる人が居るでしょうか?

どちらかと言えば、その違いを答える前に「違いは無い」と言ってしまいそうです。ところが、税務処理から行けばちゃんと違いが有るというのです。

<自業とは?>

  • 正しくは「個人事業主」のこと。
    家族、友人等を雇用している場合でも、個人単位で事業を経営している人は自営業になる。
    原則として「法人化が義務付けられている事業」以外は、全て個人事業として展開する事ができる

<自業とは?>

  • 生計を建てる為に選択している職業で、一定の雇用関係によらず、時間も束縛されず、その多くは特別な技能・技術・知識に基づく専門的職種を言う。
    芸術家・芸能人・医師(主に個人の開業医)・弁護士・会計士・文筆業など、独立して営む職業がそれにあたる(派遣社員、フリーターも含まれるらしい)。

だいたいの定義は上記のような内容になるようで、なんとなく解るような気もしないでもないですが、現実にはその境目が曖昧な業種がいくつもあって理解が難しいです。

一つに統一してもいいんじゃないですかね?

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コメント

自由業、なんとなく理解していました。
が、医師や弁護士も含まれるとは、意外です。

ところで
逮捕された場合など、「職業自称○○」って発表される場合は?
確認がとれないから?

投稿: もうぞう | 2014年5月27日 19:23

もうぞうさんへ

仰る通り、逮捕されただけの段階で就業の有無や仕事の実態を確認できていない場合、職業には自称がつくんだそうです。
さらに、占い師とかフリーカメラマンとかの「自由業」の場合もそうなるようです。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月27日 19:35

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