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2014年5月15日 (木)

所変われば、挨拶も変る

標準語の挨拶言葉と言うのが、最近は当たり前のように使われています。それはそれでいいことです。
でも、この挨拶言葉ほど地方によっていろいろあるものは無いと思います。

その“地域挨拶言葉”が標準語と全く同じ言い方なのに意味が違うことが多いのもその特徴でしょう。

NHK言葉のおじさんのサイトから「お静かに」が地域によってあいさつに使われていることが紹介されています。

お静かに」は長野の一部ではこう使う>↓

  • 「どうぞゆっくり食事を続けてください」という時に使う
  • 宴席などから先に帰る場合「お先に」の代わりに使う

「お静かに」は山梨の一部ではこう使う>↓

  • 尋ねてきたお客様を送り出すときに「お気をつけて」の代わりに使う

平安時代には>

  • 「そのうちゆっくり、近いうちに」という場合に決まって「今静かに」と言っていた

その他にも地域によって「お静かに」は「さようなら」、「ごゆっくりおくつろぎください」、「おやすみなさい」の言葉として使われているところが有るそうです。

広辞苑で「静か」という言葉を調べると、
「騒がしくないさま」という意味の前に「落ち着いている様子」や「あわてない様子」、「穏やかな様子」という意味が記載されています。

その意味合いが転じた挨拶言葉なんだと考えられます。

そう言えば、わたしの80才を超した母親などは病気のお見舞いに行った際の帰り際に「お大事に」とか「ゆっくり休んでください」の意味で「静かにしてさんしょ」という場合があります。

さらに、人物をさして「あの人は静かだ」と言った場合は、「おとなしい人物。引っ込み思案な人。気弱な人」ということを意味します。

考えれば地域によって変わった挨拶言葉あります。

福島県で使われる挨拶言葉を紹介してみましょう

  1. せっかぐ、 せっかぐどうも
     ⇒ わざわざ大変でした。御足労掛けました
  2. たいいんだった、 たいいんだったない
     ⇒ 大変でした。お世話になりました
  3. おしこみなんしょ
     ⇒ おやすみなさい。お先に失礼します

※、ただし、注意としてこれらは福島県全域では使われおらず、一部であることをご承知おきください。

標準語を教育としている現在の学校ですから否定はしませんが、決まりきった標準語の挨拶言葉しか知らないことは、もしかするとその地域に暮らしていないのと同じじゃないですかね。

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コメント

福島での挨拶。
1と2は分かりますよ。
でも3番目は分かりませんね。
それじゃこのあたりではなんて言うか?
これまた思い当たりません。

投稿: もうぞう | 2014年5月16日 (金) 19:40

もうぞうさんへ

方言は無意識に使っていますから、改めて考えると思い浮かばないものです

投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月16日 (金) 20:24

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