5月の第2日曜は「母の日」・・とは限らない
母の日はある一人のアメリカ人女性が亡くなった母親を追悼したいという思いからカーネーションを贈ったことが、「母の日」の始まりと言われています。
この風習は、ウェストヴァージニア州の知事が5月の第2日曜日を「母の日」にすると宣言したことでアメリカ全土に広まっていき、日本では‘大正3年’になる1914年にはアメリカ国家として5月の第2日曜日を「母の日」と制定され、それが世界中に広まり今では日本でもおなじみの習慣になりました。
ですから、日本でも母の日は5月の第2日曜日で、この日は赤いカーネーションが贈られます。そのため、この時期カーネーションが異様に値上がりするようになったことは、ちょっとした弊害でしょうかね)
この習慣、日本と発祥の地であるアメリカは日も贈る花も同じですが、他の国も同じかと思ったら、かなり違いがあったのには驚きました。
日本と違う主な国々の紹介をしましょう
<オーストラリア>
- 5月の第2日曜日
- 花 ⇒ 菊の花
<フィンランドフィンランド>
- 5月の第2日曜日
- 花 ⇒ ミニバラ
- ゆっくりベッドにいる母親に、家族が「母の日」のプレゼントと一緒に朝食を運んで来てくれる習慣がある
<トルコ>
- 5月の第2日曜日
- 花 ⇒ 白い花束または母親が好きな物
<タ イ>
- 8月12日(タイ・シリキット国王妃の誕生日)
- 花 ⇒ ジャスミン
- 母親や王妃さまへの尊敬や感謝の気持ちを表しこぞって水色の服を着、主要な建物の入口に王妃の写真が大きく掲げられ、水色の旗を掲げられる
<フランス>
- 5月最後の日曜日
ただし、キリスト教の精霊降臨の主日が同じ日曜日となる年は、6月の第1日曜日- 贈り物に決まりは無い
<エジプト>
- 3月21日
- 贈り物に決まりは無い
<ネパール>
- 4月末~5月上旬の1日
ネパールでは『母の顔を見る日』という名称- 花ではなく甘いお菓子、タマゴ、果物などを贈る
国によって、違うものですが、日本でも最近は日や贈り物が多様化してきましたのでそれほど根本的には変わらないのかもしれません。
そして、必ず共通しているのがただ一つ、それは「母への感謝」でした。私の母もかなり高齢になりましたが存命の内は何らかのことは毎年やっています。今年は、さて何を?
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コメント
父の日は、格が下のような?
ですよね。
投稿: もうぞう | 2014年5月 7日 (水曜日) 19:28
もうぞうさんへ
ほぼ“おまけ”でしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月 7日 (水曜日) 20:02