風の向の言い方
言葉には、本来の意味と違って感じるイメージがあって迷う言葉が存在します。
風の向きを表す言葉もその一つではないでしょうか?気象庁ホームページでは↓のように定義されていますが・・・
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kaze.html
例えば「南の風」と言われ、「南から吹く風なのか?」それとも反対に「南へ向かって吹く風なのか?」と、けっこう迷う人がいると思うのです。
ところが、「北風」とか「北の風」と言われると、その風の方向に迷う人は殆どいないと思います。
皆、「北から(南へ向かって)吹いてくる風」と、直ぐに判断できるはずです。
これは「北風」という言葉が、「寒い」とか、「冬の風」とか、「冬将軍」とかそれ単独でいろいろなイメージができているからなのでしょう。
同じ風向きを表すのに、面白いものです
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コメント
南の風は南から吹く風で雨が降りそうなときと思うのですが違うのかしら。
南から吹くときは北から南に向かって家のそばを飛行機が着陸していきます。
投稿: kiyoka | 2014年5月31日 (土曜日) 04:46
kiyokaさんへ
はい!正解です。南から北の方へ向かって吹くのが南風です
浮力を強くして着陸するためでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月31日 (土曜日) 07:58
私も一時考えたときがあります。
台風の渦巻きなどを右巻きとか左巻きとか言う場合も。
最近では時計回りとか反時計回りって言いますからわかりやすいです。
投稿: もうぞう | 2014年5月31日 (土曜日) 20:17
もうぞうさんへ
そうそう、回りかたは中からと外からの見方で方向が反対になりますよね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月31日 (土曜日) 20:24