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2014年6月20日 (金)

ずいぶんと、おたっしゃで

BSでは過去にヒットした懐かし番組の再放送が多くなされています。とくに、時代劇ファンのわたしにとって、おもしろいのが多くありがたい話です。

その中に中村敦夫さん主演の「木枯し紋次郎」という大ヒット時代劇も最近始まりまして、嬉しく懐かしく見ています。

中村敦夫さんは東京生まれの方なんですが、4~5歳のころ東京大空襲のため福島県いわき市に疎開し、高校(県立厳城高校)の途中まで福島県に住んでいた、福島県ゆかりの俳優さんでもあります。
(※、実は中村氏の実父は福島県郡山市出身、なのに疎開先を郡山市じゃなく同じ福島県内だがいわき市に選んだ理由は定かでない。後に両親は離婚、そのため姓も父方の「遠藤」から母方の姓の「中村」を名乗ることになった経緯がある。

さて、「木枯し紋次郎」と言えば当時の流行語にもなった決め台詞がありますよね

あっしには関わりのねぇこって・・・・・「ごめんなすって

あのころ、いろいろな場面において使われていた言葉ですよね。ただ、みんなが使った言葉はこれとは少し違って“あっしには関わりのねぇことでござんす”というものに変ってしまっていたようです。

しかし、私たちの間ではドラマで言っている通りに正しく言っていました。

さて今回はその言葉ではありません。
夢中で見ていたあの当時は全く気にならなかったというより、ただただかっこいいとしか思って視ていたせいか気にならなかった言葉が再放送で気が付いたのです。

ドラマの最後の方に木枯し紋次郎が、必ず言う別れ際の言葉です。これも毎回決まっていた定番のセリフで「関わりのない・・」と並んで、ドラマ終盤の決め台詞でした。

それは↓

ずいぶんと おたっしゃで・・・」

視ていた方は思い出したはずです。この決め台詞とともに颯爽と合羽を翻し街道を歩きだす、あの渋い旅人の姿、かっこいいんです(時々これに「ごめんなすって」が付けられた)。

前にも記しましたが、その当時はかっこいいとしか思わなかったですが、今見ると「ずいぶんと・・」というのは不思議な言い回しです。

このドラマの原作者「笹沢佐保さん」は昭和5年生まれだそうで、実は私の母と同じ歳なんですが、この年代の方までの昔の日本では「ずいぶん・・」をつけることは珍しくなかったようなのです。

現在とちがい、昔は別れの挨拶として「せいぜい」という意味で使われていたそうです。

  • ずいぶん ごきげんよう

つまり「ずいぶんと おたっしゃで」とは現在なら「せいぜ、お達者で」、「いつまでも、お元気で」という言い回しになるようです。

今「ずいぶん」を挨拶に使ったら、相手はどう思うことでしょう?

たぶん「ずいぶん変わった言い方だな」と言われるでしょうね

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コメント

男の人って時代劇が好きなんでしょうか???我が家もよく相棒が見ています。私はイマイチ。旅番組の方が好きです。

投稿: 山口ももり | 2014年6月21日 (土) 09:05

山口ももりさんへ

私の母親は時代劇が大好きです。亡くなった祖母も大好きでしたよ。

そして、私にとって義母になる妻の母は水戸黄門や大河ドラマが大好きで視ていますが、同時に海外や国内の旅の番組も大好きで欠かさず見ます。
ちなみにその娘である妻は時代劇はけっして見ません

それは男女の違いじゃなく、個人の違いじゃないでしょうか?

投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月21日 (土) 09:39

たしかにずいぶんを挨拶言葉に使ったら違和感を覚えますね。
言葉も時代と共に変わっていくのでしょう。
わたしも時代物はあまり見ませんよ。

投稿: もうぞう | 2014年6月21日 (土) 20:28

もうぞうさんへ

個人差ですよね。やはり

投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月21日 (土) 20:50

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