日本の‘レフェリーチーム’
ブラジルワールドカップの審判として西村雄一主審(41歳)、相樂亨副審(37歳)、名木利幸副審(42歳)の日本人トリオとして選出されました。
西村主審と相樂副審は2010年南アフリカワールドカップで韓国人の鄭解相(ジョン・ヘサン)副審とのトリオで参加しておりますが、名木利幸副審と日本人だけの組み合わせは、日本初のことです。
これでやっと日本のサッカー界が名実ともに国際レベルであることが認められた証しです。
プロサッカーのJリーグが始まった年の最初の天皇杯決勝(アントラースが出ていた)選手はプロの試合運びをする中、‘岡田正義’主審のレフェリングは“ど素人”とのようなお粗末なアマチュアレフェリング(ファールは全て試合を止め流すことをしなかった)で、記念すべき試合は酷いゲーム内容になってしまい。
改めて日本のレフェリーのレベルの低さを世界中から来た外国人プロサッカー選手に植え付けてしまいました。特にジーコの怒りは「ゲームを邪魔するな」と、すごかった。
だから、わたしは岡田正義主審の名、あいつの名はは絶対忘れない。
その最低レベルから、日本サッカー協会のレフェリー育成強化が開始され多くの国際審判も生まれる結果となり、ついにトリオでの選出となったことは日本のサッカーが認められたようで感無量です。
ただ、低俗のマスコミは今回開幕試合を任されたことを賞賛していますが、ワールドカップでの審判の名誉は決勝戦で笛を吹くことです。これはまだ日本人では誰も居ません(アジア人が無い)。それが、実現したらわたしはその審判員に国民栄誉賞をやっても良いと思います
<日本の審判員のワールドカップ選出の歴史>
- 1970年のメキシコ大会で副審(当時は線審)として「丸山義行氏」が日本人で初参加
- 1986年メキシコ大会の高田静夫氏が主審として日本人で初めて務める
- 1990年イタリア大会で高田静夫氏が2度目の主審を務める
- 1998年フランス大会で岡田正義氏が主審を務める
- 2002年日韓大会で上川徹氏が主審を務める
- 2006年ドイツ大会で上川徹氏が主審、廣嶋禎数氏が副審を務める
- 2010年南アフリカ大会で西村氏が主審、相樂氏が副審を務めた
- 2014年ブラジル大会で西村主審と相樂副審と名木副審がトリオで選出される
<サッカーのレフェリーの収入>
- Jリーグの審判にはPRと略されるプロフェッショナルレフェリーが存在し、この審判は年俸で推定2千万円~3千万円となっている。
内容は固定給と1試合ごとに支払われる審判報酬が合算されたものである。 - それ以外の審判員は、担当した1試合ごとに支払われる。
内容明細は↓
J1の主審が120,000円、副審が60,000円、第四の審判員が20,000円。
J2の主審が60,000円、副審が30,000円、第四の審判員が10,000円。
J3の主審が30,000円、副審が10,000円、第四の審判員が8,000円。
JFLの主審が20,000円、副審10,000円、(第4の審判員は3~5,000円ぐらいか?)
(規約・規定集2014要項より)
<審判員は所属するリーグや地域協会に年間の登録料を支払う義務がある>
- 1級審判員 ⇒20,000円
- 女子1級審判⇒12,000円
- 2級審判員 ⇒5000円
- 3級審判員 ⇒3000円
※、J1、J2の主審及び副審を務めることができるのは1級審判員だけである。2級審判員にはJ1、J2の試合においては第4の審判までしか認められていない。(ただし、Jリーグを担当するには別の条件が有る)
ワールドカップや国際Aマッチの審判員を務めるには1級審判の他に国際審判(主審、副審別)の資格が必要である。
尚、審判には定年制が無い
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コメント
日本のサッカーのレフェリーのレベルが上がって
日本トリオでブラジルワールドカップの審判を
することが決まったのは嬉しいことですね。
審判をするには色々な資格が必要なのですね。
日本トリオのレフェリーにはしっかり審判を
して欲しいですね。
そしてワールドカップ日本代表にも頑張って
欲しいです。
投稿: 浜辺の月 | 2014年6月11日 (水曜日) 23:12
浜辺の月さんへ
これは日本のサッカーそのものが認められた証しとなる素晴らしい名誉なのですよ。
投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月12日 (木曜日) 08:15