日本国の行方不明者
なんだか、最近行方不明者の事件の報道が多い気がしませんか?そこで、「日本国内にはどのくらいの行方不明者がいるのだろうか?」思ったのです。
警察庁(内閣府国家公安委員会所管)の平成24年度までの資料が公開されていました(数字は届け出があったもののみ)。
年間の全国行方不明者総数 ⇒ 約81,000人
内訳>
- 男性 ⇒ 約5万人
- 女性 ⇒ 約3万人
- 年代別のランキング
1位 10歳代
2位 70歳代以上
3位 20歳代- 死亡者が最も多い発見日数⇒1週間以内
- 年間の所在地確認数 ⇒ 約79,000人前後
- 過去最も届け出が多かったのは昭和58年の約99,000人
8万人という人数にまず驚かされます。そして、安否は別としてそのほとんどの所在が見つかるというのにも驚かされました。
だいたい、年間で4~5千人が分らずじまいになり、また次の年に8万人以上もの届け出が出されるようです。
ただ事件性のものはずっと少ないようで、最も多いのは家庭問題、その次に疾病関係になっているようです。それは、年代別多い順の1位、2位によくあらわされている気がします。
ここで言う行方不明者とは、誰かがその人を探している事案だけで、探すのを止めてしまった行方不明者を含めるとその人数は10万人近くになるのでしょう。
まず、途方もない人数だと、改めて感じてしまいす。
ちなみに、平成23年に起きた東日本大震災で未だに行方不明となっている人数は今現在で約4,400人になっています。現在もその捜索は続行されています。
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コメント
ほんとですよね。
認知症人だけでも1万人以上とか。
体内にIDチップでも埋め込みますか?
投稿: もうぞう | 2014年6月 7日 (土) 05:18
もうぞうさんへ
ペッとはそういうことをしている場合もあると聞きますが、人の場合は何らかの事情で「知られたくない」と言う人も多いでしょうから難しいでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月 7日 (土) 08:03