行政のネット利用の腕前
私が済む村でも役所関係はIT化が進み、行政での申請にもあらかじめ村のホームページからネットを利用して、申請書がダウンロードできるようになっています。
これは、前佐藤栄佐久福島県知事の県内行政のIT化計画推進によるものでしたが、最初は年配役所者の多くが「パソコンが使えない」ということで、我が村でも現場では大変だったようです。
そのかわり、手書きが苦手な若い職員は慣れたパソコンで文書作成ができ歓迎されたようです。
現在は、メールなどで相談のやり取りとか扱うことが一般的になってきました。
ただ、まだそのネット利用にはセキュリティーを始め未熟な部分が多いようです。
我が村のすぐそばの郡山市で5月30日インターネットを使った市民向けのアンケートで、対象者139人にメールを送信しのですが、その受信者から「他の人のメールアドレスが表示されている」との連絡が入ったのです。
市の担当職員が誤って対象者のアドレスを伏せる設定をせずに送信すつというお粗末なミスが起こったようなのです。
これによって、対象者同士がアンケート内容を閲覧できるようになってしまったということになったようです。
市は市は対象者にメールと電話で謝罪するとともに、受信したメールを削除し、アドレスを変更するように求めたそうですが、その謝罪と対処法はひどく、ネットのこわさを知らない無責任なものです。
だいたい、勝手にミスをしておいて市民に「アドレス変更」を要求するなど、本末転倒もいいとこでしょう。
これは、新聞に出ましたから判明しましたが、他の市町村でも大なり小なり個人単位で起きていると思うんです。こういう地方自治体の相談を受ける機関みたいのが欲しいですね(国政には「行政相談員」というのが存在する)
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コメント
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
何だか、大変みたいですね。
投稿: H.K | 2014年6月 1日 (日) 21:29
ほんとですね。自分のミスを棚に上げて。
でもそれらは初歩的ミスですが、PCの遠隔操作など難しい問題が山積してますからね。
投稿: もうぞう | 2014年6月 2日 (月) 07:51
H.Kさんへ
安易なネット利用は、公的立場は慎むべきでしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月 2日 (月) 07:51
もうぞうさんへ
公的な機関のセキュリティーは当然強力なんだと思いますが、それが内部の操作ミスであっけなく壊れれば意味が無いですし、税金の無駄遣いです
投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月 2日 (月) 08:33