性同一性障害
自己が意識する性別と、生物学的な観点の身体の性別が一致しない障害を「性同一性障害」ということは、金八先生のドラマの中でテーマとするまで一般的には知られていない言葉でしたし、国家的にも論議になることは無かったことだと思います。
2001年の金八先生で取り扱ったことは、原作者と製作スタッフは大きな社会貢献になったと思います。
あれから約10年以上たった今月、6月13日(金)付で、ついに文部科学省が小中学校での実態調査の結果を発表しました。
これはデリケートな問題のため、プライバシーを尊重し、調査もその発表もかなり時間をかけたようです。
- 調査は2013年4~12月、国公私立の小中高校と特別支援学校に在籍する約1370万人を対象に実施
- 全国合計で606人が認められた
- その内、学校が何らかの配慮(対処)をし手いる生徒は377名
- 606人の内訳、小学校93人、中学校110人、高校403人
- 戸籍上の性別では、女性366人、男性が237人、無回答が3人
- 周囲に対し、「秘匿している」「(親しい友人など)ごく一部を除いて秘匿している」のは計348人
- 医療機関を受診したのは257人、そのうち性同一性障害と診断された子どもは165人
この調査結果を文科省や厚労省、そして政府はどうとらえるのでしょうか?
欧米の多くのように、自己意識(人権)を尊重するか。それとも「普通じゃない」と捉えるかで、最悪「ハンセン病」のような残酷な扱いにもなりかねない・・・
一番いいのは金八先生のドラマのような流れが良いのでしょうが、正直言ってドラマだからうまくいきましたが、実際は難しいでしょう
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コメント
こんばんわ。
この問題、複雑で難しいですね。
投稿: H.K | 2014年6月14日 22:20
一人一人の固定観念、偏見…∞が問題ですね(∋_∈)
投稿: 空 | 2014年6月15日 08:27
H.Kさんへ
難しいですよね
空さんへ
偏見の目で見ないこと、私には自信が無いです
投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月15日 09:39
この問題が提起されたのは、誠に結構なことですが。
必要?以上に、それらしいタレントが席巻しているように思えるのですが・・・
投稿: もうぞう | 2014年6月16日 19:02
もうぞうさんへ
タレントの中にはどこまで本当なのか?疑問な人もいる気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月16日 19:44