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2014年8月 7日 (木曜日)

中国製の「割り箸」

今年、埼玉県羽生市にある「 さいたま水族館 」の池の鯉などが大量に死した事件があり、その事件は元従業員の 20代の男が逮捕されました。
その時、池に投入されたのは塩素系の薬物でした。

塩素を使用したものと言えば、洗剤や漂白剤が代表格の製品でしょう。

>上海で起こった事件↓

「上海のレストランで食事をしていた一般客が、割り箸を澄んだスープに入れたら、瞬く間に濁った。
その通報を受けた当局が調査のために割り箸を金魚が泳ぐ水槽に入れたら、元気に泳いでいた金魚が、(死んで)ぷっかり浮かんできた」

この中国製割り箸は見栄えを良くするため漂白剤等が大量に使われたり、強力な防カビ剤が使用されるらしいですが、その薬剤を無害になるように洗い流すことは完全にはなされていないことが有るというのです。

全ての中国製割り箸が危険だとは言えませんが、中国の割り箸生産業者は、個人経営の零細企業が多いので、薬剤の洗浄が不十分だったりすることはありえることのようなのです。

日本で大量に消費される「割り箸」ですが、その年間使用量はなんと‘250億膳’にもなるそうです。

その250億膳のうち、中国製の割り箸は「97%」を締めていると言いますから、ほぼすべて中国製とも言えるもので、先のようなことを聞くと恐ろしくなってしまいますね。

日本ではそう言うことのチェック体制はどうなっているのか?と思いましたら・・・

野菜や食肉といった食料品には、輸入時に検査がありますが、工業製品である割り箸には輸入時の検査は無しなんだそうです。

つまり、極論を言ってしまえば魚が死んでしまうよな塩素漂白剤が残留した“見栄えの良い毒入り割り箸”が日常的に使用されているかもしれないのです。

中国産の割り箸は、世界中に年間800億膳輸出されているそうですから日本国内外でも「あれ、ちょっと腹の調子が悪い」という医者に行くほどでもない事案が起きている可能性も否定できないことになります。

すごいな~、中国の企業倫理、労働者意識。まるで、昭和30年代前後の日本のようです。

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コメント

へ・え・・・・あんまり外食しないから・・・スーパーやコンビニでも「お箸は」って聞かれると「いりません」って言っています。怖いですねえ。

投稿: 山口ももり | 2014年8月 8日 (金曜日) 08:47

身の回りのあれこれ検証してみたいと思います!情報ありがとうございました

投稿: | 2014年8月 8日 (金曜日) 14:15

山口ももりさんへ

ほんとですね。ただコンビニではセブンイレブンが竹材にしているとか、気を配っているようです
 
 
空さんへ

中国製は安いですし、日本の輸入業者がちゃんとしていると思うのですが、不安ですね。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年8月 8日 (金曜日) 16:48

最近の食堂などは、塗り箸などの何度も使える箸のところが多くなりました。
良いことだと思います。

投稿: もうぞう | 2014年8月 8日 (金曜日) 20:19

もうぞうさんへ

塗り箸、ほんとに多くなりましたね。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年8月 8日 (金曜日) 21:17

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