2014年9月30日 (火曜日)
東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を双葉郡地区に国が決め、その許可について福島県との間で最もネックになったのはその土地の買い上げ価格と、その価格算定の考え方の福島県側と政府との大きなギャップでした。
福島県側の考え>
- 原発事故により住めなくなり、強制移動させられた経緯があるのだから、その土地を買い上げるなら国の事故責任も考慮し通常の土地の価格より高い金額が常識であろう。
国の考え>
- 土地は、原発事故により放射能汚染がある土地で、売却も難しい(いわくつきの)土地なので、通常の土地の価格より低くなるのは当然である。
つまり、国(安倍政権)は原発事故の問題と、土地買い上げとは切り離して考えているのです。
原発事故で住み慣れた土地を追い出された格好のまま「強制買取」となる地元・地権者側としては全く信じがたい国の考えかたと思うのは当然でしょう。
それでも、年数が経ち除染した袋などが劣化し中間貯蔵施設選定に時間が無いのも事実で、苦肉の策として福島県の佐藤雄平知事は安くなる土地価格分を県の予算から補てんするということで、各町長と合意を取り付けたのでした。
ところが・・・
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2014年9月29日 (月曜日)
絶滅危惧種指定になりそうなニホンウナギ、その影響でこれからウナギ価格が高騰するのではないかとも言われていますよね。
そのウナギの血には、毒素が含まれていて、血液を大量に経口摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難などの症状に見舞われることもあるんだそうです。
ただ、この毒は熱に弱く、かば焼きなどでは一切心配いらないそうですし、刺身で食べる場合はしっかりと血を洗い流せば大丈夫だそうです。
ですが、そんな話を聞いたら素人は裁いたり調理しない方が無難と考えたくなりますし、フグ毒のように感じてしまいますね。
「厚生労働省」がホームページでこのウナギの血液毒について次のような公式発表を出していました
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2014年9月28日 (日曜日)
27日昼ごろに起こった、御嶽山の噴火での被害は日を追うごとに深刻な状況が見えてきました。
大きな災害になるほど被害状況が直ぐに判らず、報道される情報も錯綜するのも常ですが、今回の被害も決して軽いものではないことは、あの噴火の様子を見れば一目瞭然でしょう。
そして、こういう予知が難しい自然災害に必ずある生死の分かれ目、生きられた奇跡の偶然というのが、つきものなのも常です。
福島県いわき市に「とうほくトレッキング」という登山を企画する団体があります。代表とガイドを務めるのは「佐藤一夫さん(62)」という方なので、その年齢で推測できるように企画するツアーは中高年を主としたものです。
http://hutatuya.blog.ocn.ne.jp/blog/
今回、「とうほくトレッキング」が企画したツアーの予定は下記のような予定でした
- 参加者⇒福島県内と宮城県の男女10人
- ガイド⇒佐藤一夫さん
- 初日=27日⇒御嶽山(3067m)登山。(長野と岐阜の両県にまたがる山)
- 2日目=28日⇒恵那山(2191m)登山。( 同上 )
この予定通りなら、噴火が起こった時間には佐藤さんらのツアー全員がその噴火付近にいたはずだったのです。ところが・・・
それが、なんの偶然か、都合により御嶽山登山予定日の直前に、初日と2日目の予定が交換になったんだそうです。
そのため、噴火したころはこのツアーは恵那山に登頂していたため難を逃れたのです。
奇跡ですね。人の運とは、不思議です。
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2014年9月27日 (土曜日)
本日は「大玉村村・県北地方防災訓練」の実施日で、私の携帯には災害エリアメールが届き、9時過ぎにはサイレンが防災無線によって吹鳴(すいめい)されました。
訓練想定
“ 大型で非常に強い台風の影響で大雨となり土砂災害の危険度が高まっている中、平成26年9月27日(土)午前8時頃、安達太良山付近を震源とする直下型地震が発生、大玉村では震度6強と発表された。
村内の各地域では、土砂災害、建物の倒壊や火災により、多数の負傷者が発生しており、さらに、電話、電気、水道及びガスのライフラインの施設にもかなり被害が出ている模様である。
大玉村ではただちに地域防災計画に基づき、役場に災害対策本部を設置し、避難誘導、救出、消火活動の応急対策を開始した。”
参加したのは、村内の6つの区域と消防団など村内全ての団体に、警察、自衛隊、気象台、NTT、東北電力、石油とガスの協会、そして村内に避難する富岡町自治会とその消防団というそうそうたるものになりました。
私に関しては、その訓練参加外の区域でしたので見聞と言うことになりましたが、その感想としては以前に県庁の訓練の時に思ったことと同じ疑問が残る感想となりました。
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2014年9月26日 (金曜日)
きょうは大安で彼岸最終日、私の地域では『送り彼岸』という言い方をしますが、全国的には何と言うのでしょうかね?やはり「彼岸明け・開け」でしょうね。
そういうことで、わが家の今朝のご飯は『栗・銀杏ご飯』とあいなりました。
栗は、近所の方からもらったデカい栗です。
銀杏は、昨年秋に収穫したわが家のです。
『天高く馬肥ゆる秋』の言葉どおり、食欲が増すこの季節に、またまた食欲をさらに倍増させるご飯、おかず無しでも食べられます。
今朝一番に仏壇にお供えしましたが、わが家のご先祖たちもみな大好物で、喜んでくれたことでしょう。
暑さ寒さも彼岸まで、明日からは一気に季節が変化していくのでしょうか?
わたしの‘秋の花粉症’が収まり始めたのも、季節変化の証しかもしれません。
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2014年9月25日 (木曜日)
神戸で行方不明だった少女は悲しい結末となりましたが、同時に犯人もすぐ捕らえれられたことはちょっと驚きでした。
こう言う遺体をバラバラにする事件といのは記録を見ると決して少なくないことに気づきます。そのなかでも筋目となった事件があります。
▲記録として残る日本で最初に起きた‘遺体切断’殺人事件とは?
◆初めて「バラバラ殺人事件」という呼称が付けられ定着することになった事件とは?
- 昭和7年(1932)3月、旧東京府南葛飾郡寺島町(現在の東京都墨田区)で発覚した『玉の井バラバラ殺人事件』
- 同事件を「東京朝日新聞」が「バラバラ殺人事件」と記載したことが全国に広まる
△時効を迎え「未解決事件」となってしまった「バラバラ殺人事件」とは?
- 平成6年(1994)4月23日、東京で起こった「井の頭公園バラバラ殺人事件」
- 平成21年(2009)年4月23日午前0時、公訴時効が成立した。
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2014年9月24日 (水曜日)
今のカレンダーには旧暦の日付入りのはほとんど見なくなりましたが、今日から旧暦ではやっと9月に入りました。
ところで、旧暦の9月1日はきょう(9月24日)ですが、その旧暦の9月の最後の日は何月何日だかお判りでしょうか?
今年の旧暦の9月の最後の日は『11月21日(金)』になっています。ここで、計算が早い人は「あれ変だ」と思ったはずです。
- 9月24日(旧暦の9月1日) ~ 11月21日(旧暦の9月29日)
そうなんです。旧暦の今年の9月が約60日もなっているのがお分かりでしょう。
実は、旧暦では今年は『閏年』になっていまして、1ヶ月多いため1年が‘13ヶ月’あるのです。その多くなった月が今年は9月で、普通に9月が30日で終えた後に閏月9月がもう一度続くのです。
旧暦では1年の日数は約355日になりますので、4年に一度約30日ほど不足するためこういう閏月で、天体の計算を合わせているのです。
西暦とは違いますが、昔の学者たちの天体観測の正確さと、高度な計算技術は、西洋の学者たちにも勝るとも劣らないもので、なんだか誇らしく嬉しいです。
特に江戸時代の算術学者たち、恐るべしです。
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2014年9月23日 (火曜日)
台風がまた接近しているようですが、こう言う災害が来ると列車などが運休したりするものです。
そしてときには、通行ができなくなった列車に何時間も缶詰になる場合があるものです。
今月の初めごろ、中国の上海空港で激しい雷雨のために旅客機が離陸できず、約7時間もの長時間、乗客が機内に缶詰めにされるということがあったそうです。
その旅客機の乗客のほとんどが日本人だったのですが、その日本人乗客の態度を見てCA(客室乗務員)は驚いてしまったといのです。
- 日本人乗客たちは長時間待たせられても誰も苦情を言ったり、騒いだりしなかった
- 日本人乗客は水やパンなど必要なものは自分で取りに来て、飲み終わったコップなどはまた自分で返しに来た
- さらに、日本人乗客はCAにお辞儀してお礼まで口にした
あまりの礼儀正しい姿に驚いたCAは、思わず「ありがとう、みなさん。おつかれさま」とコメントしたというのです。
騒いでも、離陸しないのなら「騒ぐだけ損だ。無駄だ」という考え方は日本では一般的ですが、中国人には驚愕の行動と映ったようです。
このことが、ネット上に公開されると中国国内からは賛否両論のコメントが出されました。
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2014年9月22日 (月曜日)
ついに、完結に近づいてきた感じの「リニア中央新幹線」ですね。
JR東海によると完成すれば↓所要時間が
- 最高時速500キロで走行
- 東京・品川~名古屋間を最速で40分(2027年予定)
- 東京・品川~大阪 を最速67分(2045年予定)
と言うことになるようです。
そしてその通過路線にも次のような特徴があります
- 品川~名古屋間の約286キロのうち約90%を地下化され、
都市部では深さ40メートル以上の「大深度地下」を走行。
山岳部では南アルプスを約25キロのトンネルが貫く。
地上に出る部分もほとんどが防音フードで覆われる。
- つまりほとんど明るい空の下を走ることは無い路線設定
これは、「騒音・振動対策」が主と言うことになっていますが、事実上は用地買収取得においての地権者や関係団体とのトラブル回避、手続き簡略化だったようです。
さてここで出て来る「約1時間(40~67分)」と「地下走行」というようなキーワードを、頭に入れて次の内容を読んでみてください。
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2014年9月21日 (日曜日)
代行業と言って最初に頭に浮かぶのは「運転代行」でしょうね。でも、代行業は今多種多様になっています。
今は秋の彼岸中ですが、なんとその彼岸に付き物の「墓参」も代行する業者がいます。
それを知ってわたしは「墓参りまで他人に頼むのは変だろう」と思いましたが、墓参の代行を依頼する方々の理由を見て、ちょっとその考えを改めてしまいました。
<墓参代行を依頼する人の主な理由>
- ご高齢や、病気などで身体が不自由になり、墓参に行けない。
- 結婚を機に、墓地があるところから遠く離れた地域に住んでしまい行けなくなってしまった。
- 仕事が忙しくて、どうしても行きたいときに休みが取れない
- 何とか墓参はできるが、墓石を綺麗にすることや、墓地の除草などにゆっくり時間をかけたり、こまめにすることが困難。
何らかの理由で、行きたくても行けない人と言うのは少なくないですし、お盆・彼岸・命日などのように墓参日に一定の制限がかかった場合、行きたくてもどうしようもない時に代行という手段は、業者に言わせれば「その思いは故人にも伝わる」という話をしています。
理由を聞けば、それを頭から否定し「世知辛い世の中」とすることもできない気がします。
最近は葬儀もしない人が増えていると聞いていますし、供養のやり方も大きく変わっていくのかもしれません。
私の周りではまだ墓参代行を利用したという話は聞いたことはありませんが、これからは聞こえてくる予感がします。
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2014年9月20日 (土曜日)
9月17日、タイ中部と北部に接するウタラディット県を流れるナーン川の川底から、第2次世界大戦時の旧日本軍が使用していたものと思われる船(全長9メートル、横幅2.1メートル、高さ1.1メートル)が地元住民によって発見され引き揚げられたというニュースがありました。
船体には『Army Bridge』と英語で書かれていたことから、この船は移動用のものではなく、日本軍などが渡河するために設けた浮き船式の緊急の橋「軍橋(ぐんきょう)」に使われていた内の一つだろうと推測されました。
日本ではほとんど報道されませんでしたが、タイでは今年の4月、バンコク北部にあるドンムアン空港にも近いバーンケーン地区のスクラップ工場で、やはり第二次世界大戦当時に連合軍が、日本軍に対して投下したものとみられる不発弾を解体業者が爆弾と知らずに解体し爆発、7人が死亡、20人以上が負傷するという大事故が発生しています。
大戦から70年以上も経つ今でも、やはり戦場となった地域では、日本国内も含め多くの大戦の残留物が顔をだし、悪さをしているようですが、今回の船は少し違った興味をひきます。
一番は船体にアルファベットで『Army Bridge』と書かれていたことでしょう。
陸軍の持ち物か海軍かは不明ですが、戦闘機以外にアルファベットを使っていたという事実にとても興味が沸きます
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2014年9月19日 (金曜日)
昔の人は言葉や名称などに縁起を担いだり、(重大な)出来事、人々の思い、悲しみなど意味を込めていることが多いものです。
その中でも、人が死んだり財産が消失する天災があった場合「この場所は危ないところ」というメッセージを込めた地名を先人たちは付けているといいうのです。
それが「災害地名」と言うものなっだそうです。
例えば・・・
- 「蔵」や「倉」というという文字がある地名
「くら」は災害で土地が『抉(えぐ)られる災害』を意味し「えぐられ」が転じた漢字が当てられた
- 「柿」や「鍵」という文字がある地名
「カキ」は、建物等が崩壊し消失した=「欠けた」⇒『欠き』に由来する
- 「滝」「多喜」「多木」など漢字がある地名
「タキ」は山地の地崩れ、崖を指すと言われる
- 「旭」「朝日」がある地名
「アサヒ」は「あさい」と読みここは地下水が浅いところにあり水害に注意となる
それらの災害地名が、今回の大雨の土砂崩れで多くの犠牲を出した広島市の地名にも有るというのです。
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2014年9月18日 (木曜日)
リサーチ会社が公表したもので『料理下手な嫁の衝撃レシピ』というのを見つけましたので、読んでみました。そしてそのレシピは文字道理驚きのものでした。
載っていたベスト5(ワースト5)と、わたしの感想です。
その1>味噌汁
- 味噌汁の具(実)に、果物のブドウ=巨峰が入っていた(皮付きかどうかは不明)
食えないこともない味噌汁だが、、一度食べてみたい気もしました。ただ、その巨峰がどんな状態か(生、皮付き、量など)が問題ですかね。
その2>トースト
- トーストに納豆とヨーグルトを混ぜたものが付けてあった。
トースト、納豆、ヨーグルトを別々に出せば、普通に食べられますが、それをミックスした奇抜なレシピで、これも食べてみたい気がしました。
その3>カレー
- カレーに芽が出ているジャガイを、芽を取らないまま使った
味としては変わりがないでしょうが、ジャガイモの芽や皮には「ソラニン」という毒の成分が入っていますので、これは味云々というより‘危険レシピ’です。
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2014年9月17日 (水曜日)
17日のきょう、ロシア国防省は太平洋艦隊(司令部ウラジオストク)がオホーツク海と日本海で海戦を想定した実弾砲撃訓練を行ったと発表しました。(インタファクス通信)
具体的な海域は明らかにされていないようですが、問題は「仮想敵国」がどこだったのかと言うことです。
中国、北朝鮮、アメリカ、韓国があいつで軍事訓練を行う日本海、なんとなく日本だけが蚊帳の外と言うか、逆に標的になっているような、いずれにしても嫌な感じがのこるのは考えすぎでしょうか?
これに、また大震災が起こったりしたら、泣きっ面に蜂どころの騒ぎじゃないです
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2014年9月16日 (火曜日)
きょう12時30分ごろ茨城県南部を震源とする地震が発生しました。
私の地域は、茨城県が震源だととても揺れることは、震災以降の余震で判っていますので、久しぶりに強めの揺れを感じましたので、わたしは「震度3?。震源は福島県か茨城県だろう」と直感しました。
そしたら、私の村は「震度1」という気象庁の発表がなされ驚いてしまいました。
◆平成8年(1996)10月1日改正、室内の震度段階◆
『震度1』
地震や揺れに敏感もしくは過敏な限られた一部の人が、地震に気付く。
めまいと錯覚する。
(※、屋外では変化無し)
『震度2』
多くの人が地震であることに気付き、睡眠中の人の一部は目を覚ます。
天井から吊り下げた電灯の吊り紐が左右数cm程度の振幅巾で揺れる。
(※、屋外では変化無し)
『震度3』
ほとんどの人が揺れを感じる。揺れの時間が長く続くと不安や恐怖を感じる人が出る。
重ねた陶磁器等の食器が音を立てる。
(※屋外⇒風が無い時も電線が少し揺れる)
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2014年9月15日 (月曜日)
きょうは、我が村内にある福島県の県民の森、そこに祀られている「遠藤ヶ滝不動尊」の秋の祭礼(春と秋の祭礼がある)最終日なので、家族とお参りに行ってきました。
https://www.vill.otama.fukushima.jp/kankou_shiseki/spot/shizen/endougataki/
駐車場は、不動尊への参道ギリギリまでで、あとは林道です。


不動尊境内までの林道両脇には、寄贈された村内外および県内外の人々の名が書かれた奉納の小幟が立てられています。
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2014年9月14日 (日曜日)
きょうの日付の出来事を見ていましたら、いまからちょうど60年前の昭和29年(1954)9月14日に木下惠介監督・脚本、主演は高峰秀子さんという映画が封切られた日でした。
その映画が松竹大製作の『二十四の瞳』(にじゅうしの ひとみ)です。
この後もテレビ(香川京子さん主演など)や映画(田中裕子さん主演など)で何度も再製作されることになる、名作ですね。
昭和初期、田舎に赴任した大石先生への女であるが故の偏見の目、その大人たちの偏見にもかかわらず、純真に大石先生を慕う子供たちの姿は感動したものです。
そしてこの時代背景になったころの日本は第二次世界大戦を突き進んでいくころで、女性教師と生徒たちがその戦争によって負うことになる苦難と悲劇、戦争の悲壮さとそこに生きた庶民を描いた先駆けとなった作品でしょう。
この後に作られた太平洋戦争がらみの作品には、今でもどことなく「二十四の瞳」に影響された場面が入っている気がするのは、気のせいでしょうか?
そして同じ年の11月には福島県須賀川市出身の円谷監督製作で、原爆実験や放射能への痛烈な抗議や危険性が込められた「ゴジラ」が封切られました。
昭和29年に封切られたこの名作映画に込められた「戦争反対」「核反対」という監督の思い、今現在の社会にどのくらい反映されているのでしょうか?
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2014年9月13日 (土曜日)
地球温暖化によって、福島県でもミカンが畑で栽培されることができる地域(いわき市)がらわれました。
福島県福島市は「柚子の北限」とされていましたが、さらに北の宮城県でも栽培されるようになり、複雑な状況になっています。
影響は植物ばかりではなく生物にも表れています。
日本国内で大型種の蝉に『クマゼミ 』というのが居ますが、この蝉は西日本や九州にしか生息せず東日本では見られなかった蝉です。
それが、温暖化のため(?)最近では静岡県や神奈川県などの関東地方などにも生存してることが確認されています。
たかが蝉ですから、その生息地が広がっても害はないだろうと思うのは大間違いです。
西日本では以前から‘光ファイバーケーブルをクマゼミが断線してしまうという被害’に悩まされていたのです。
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2014年9月12日 (金曜日)
あさのNHKドラマ「花子とアン」の今週の場面に、花子の郷里である山梨でワインが日本軍に強制的に供出させられ、ヒロインの父親がワインを隠したりする場面がありました。
ヒロインの父親は「兵隊が宴会で飲むんだろう」と怒りますが、ワインは日本軍が敵潜水艦を探すのに使われることを聞かされますが、想像もつかない話なので信じないのでした。
これは、ほとんどの人に知られていませんが、日本帝国海軍は本当に使っていた事実だったのです。
ワインの樽面や底には『粗酒石』というものが、付着沈殿するんだそうです。これが『酒石酸』というもので、それに加里ソーダを化合させると、酒石酸加里ソーダという少し大きな結晶体が精製されます。
これがロッシェル塩といもので、それは音波をすばやく捉える特性があり、第二次世界大戦ではドイツがいち早くこれを採用して音波防御レーダーを開発し、海軍の船に装備して、敵の潜水艦や魚雷に対処する新型兵器とし使用し、かなり高い効果を発揮していました。
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2014年9月11日 (木曜日)
高市早苗総務相と稲田朋美政調会長が極右団体の代表とツーショット写真を撮り、その団体のホームページに載せられていたことが話題になっていますね。
この団体のホームページには「わが人種の優秀性を主張する」「民族浄化を推進しなければならない」「在日朝鮮人殲滅」など、あのナチスを髣髴させる記述とマークがあるように、その名称もナチスの「国家社会主義ドイツ労働者党」の名称を基にしたとしか思えない「国家社会主義日本労働者党」というもですから‘ネオナチ’に属することは間違いないようです。
これに対し高市大臣と稲田政調会長の二人は、
「この男性は雑誌のインタビュアーの補佐として「山田」と名乗って議員会館を訪れ、取材後に『一緒に写真を撮りたい』と言ってきたので撮ったもので、
右翼団体の人物だとは知らなかった」
という、‘全く同じ内容’の釈明を行いました。
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2014年9月10日 (水曜日)
安倍政権の改造内閣発表の際の記念写真、ひときわ目立った服装が新閣僚の松島みどり法務大臣の真っ赤なワンピース姿でした。
このかた、オフィシャルサイトでも赤いジャケットを着ていますので、元来赤が好きだということでしょう。
しかし、「いくら好きでも、閣僚発表の席では派手すぎではないか?」という意見も少なくなっかたことも事実でしょう。
さて、話は少し変わりますが、今のオバマ大統領、そして歴代アメリカ大統領のブッシュ大統領、ケネディー大統領、レーガン大統領などが、大統領就任式の演説の時に‘赤いネクタイ’をしめていたというのですが、記憶にあるでしょうか?
日本ではほとんど知られていませんが、欧米では非常に重要な場面で力を与えてくれる「パワータイ」というものをしめる慣習があるんだそうです。
- 赤ネクタイ⇒ 『決意』を示すもので、物事の強い覚悟のあらわれを示している
- 黄ネクタイ⇒『誠実さ』をアピールするもので、真摯な思いの表れとなる
このことを知っていたかどうかは不明ですが、もと朝日新聞記者だった松島大臣ですからそのくらいは知っていたのでしょう。
「死刑執行に毅然と認可を与える」と就任演説で語った松島みどり法務大臣、それらの覚悟の表れが「赤い服」になったのではないか(?)と思われます。
ちなみに、前の森まさ子特命大臣はよく白のジャケットに赤いシャツを着ていましたが、これは日の丸をイメージしていたとのことです。
政治家たる者、服装でも何かをアピールすることが好きな人々のようです。
余談ですが、以前にもちょっと書きましたが中国では「赤⇒不浄の色で忌み嫌う」、「朱⇒祝いの色で好まれる」という考えがありますので、あの真っ赤なワンピースは嫌われる色なのかもしれません。
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2014年9月 9日 (火曜日)
9月5日(金)の地元紙朝刊に小さいですがちょっとギョッとする、こんな記事が載りました。
福島県警本部組織犯罪対策課は9月5日、福島市の民家と、白河市の民家から軍用拳銃を各1丁づつ(計2丁)と、それぞれの拳銃用の実包(火薬が入っていない実弾)合わせて60個を回収したと発表した。
と、いうような記事で小見出しには「拳銃2丁押収」の文字があったので、一瞬、暴力団関係の記事かと思いましたが、その内容をみてそうではないことが判りました。
↑福島市の民家から見つかったのは日本製の自動装填(そうてん)式で「九四式」と呼ばれる拳銃1丁と、その実包(火薬が入っていない実弾)10個。8月ごろ家人の60代男性が押し入れを整理中に発見し、福島署に届け出たものです。
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2014年9月 8日 (月曜日)
誰が名づけたのかは知りませんが、「ドケルバン病」という疾病が有るんだそうです。
指などの末端の部分を動かす『腱』という組織がありますが、その腱をぐるりと囲むトンネルのような組織が『腱鞘』といいます。
そのなかで手の親指の使い過ぎなどの影響によって親指を伸ばしたり、広げたりする時に腱がスムーズに通らなくなり、さらなる炎症を起こし腫れたりして親指と同じ側の手首が痛くなる疾病を「ドケルバン病」と言うんだそうです。
つまり「ドケルバン病」とは『腱鞘炎』の一種、そしてその発症となる要因は主に次の3つだそうです。
- スマホやパソコン、スポーツなどでの手の親指の酷使
- 生まれつき腱鞘が他の人よりも狭い
- 女性の場合は、ホルモンバランスの変動などの影響が考えられている
この病気は、この要因単独では発症することは殆ど無く、2つ以上が複合的に組み合わさることで起こるのが一般的だそうです。
ということで、この「ドケルバン病」は腱鞘炎の中でも稀なもののようなのです。
それがなぜ、今注目されているかというと、閣府消費動向調査の普及率で54.7%(2014年3月実施)という高い数字を示しているスマホの使い過ぎでこの病気が急増するのではないかとの予測が出始めたからだそうです。
特にスマホの操作の際、親指だけを使い、活発に動かすケースがよく見られる男性に患者が増える可能性が高いのではないかと懸念されているそうなのです。
携帯のメール打ちは女性が親指でやるのをよく見ましたが、画面が大きくなるスマホだと手の小さい女性では無理なのかもしれません。それにくらべ男性の場合は親指だけ、片手でも打てる可能性高くなるのでしょうか?
スマホを持たない私には判りませんが、腱鞘炎になるほどそういうものを使うこと自体のほうをもっと考えたほうが良い気がしますね。
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2014年9月 7日 (日曜日)
錦織選手がアジア人初の決勝進出したことをテレビでは大きく取り上げていますが、まだ世界一になった訳ではありません。
きょう、ワールドカップ4連覇の快挙を成し遂げた日本人がいることをニュースにしてもらいたいです。
それは「侍ジャパン」の女子野球日本代表チームです。女子プロ野球選手7人と13人のアマチュア選手で構成された日本を代表する「ビーナスたち」です。
2年に1度行われる、女子野球ワールドカップの決勝は、今回も日本対アメリカとなり、そして今回も日本が3対0で勝利しました。
この快挙でも、ナデシコジャパンより扱いが小さいのは可哀そうですね。
※
そして翌朝8日の朝刊、この偉業を達成したにもかかわらず、今回は日本での開催にもかかわらず、地元新聞にはどこを探してもそのニュースは載っていませんでした
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2014年9月 6日 (土曜日)
内閣改造の話題や、広島の土砂災害などのニュースでもう話題にのもならなくなった気がする韓国の主張ですが、その反日主張も下火になったのかどうかはべつとして、最近こんな主張が有ったのを覚えているでしょうか?
<韓国の主張「日本海は『東海』」>
- 米議会図書館所蔵古地図を韓国が独自調査した結果によれば、1800年以前に作成された古地図228枚を調査した結果、103枚が日本海周辺を含むものであり、このうち66%に当たる68枚が、「朝鮮海」又は「東海」と表記しており、「日本海」と表記した古地図は14%に当たる14枚にすぎない。
- 現在使われている『日本海』は「19世紀の中期から末期までは『東海』と『日本海』の双方の名称が世界地図の中で普通に使われていた。
「日本海」が支配的になったのは20世紀前半(明治30年代)の日本の帝国主義、植民地主義の結果である
- ゆえに、「日本海」という名称は日本が明治以降に近隣アジアの支配者であることを中国と朝鮮半島や海外に主張するために武力を要して強引につけた名称であるため“正しい名称である『東海』に改めるべきである
という、上記3つの主張が主でしたね。
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2014年9月 5日 (金曜日)
きょうは、電力会社による電線などの工事のため約2時間ほど停電と相成りました。東日本大震災以来、久しぶりの長い時間の停電となりました。
そこで、改めて我が家で使用しているもので「停電で使えなくなるもの」と「影響無く使えるもの」を考える機会が生まれました。
<全く影響が無いもの>
- 水道
- ガスコンロ(LPガス)
- LPガス式炊飯器
- 反射式石油ストーブ
- 携帯電話
<一部だけ使えなくなるが、影響が無いもの>
- 水洗トイレは使用可能。
だが洗浄機能と便座ヒーターは使えなくなる
<使えなくなるもの>
- 各部屋の照明
- 冷蔵庫、冷凍庫
- 洗濯機
- 電気炊飯器
- 電子レンジ、オーブン
- 扇風機類
- ファンヒーターと電気こたつ
- 風呂など給湯器
- テレビ(番組視聴予約は保たれた)
- 固定電話(光)
- パソコンとネット通信
- 水道の凍結防止ヒーター
こうしてみると、暑い今の季節だと入浴とテレビを我慢すれば、我が家では停電になっても‘ほぼ影響が無い’ということになることが、改めて確認できました。
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2014年9月 4日 (木曜日)
第2次安倍改造内閣の顔ぶれが昨日発表されました。新聞紙面やテレビではいろいろと言われていますが、私は閣僚が揃って撮った記念写真が気になりました。
安倍総理を中心にして、女性閣僚が逆Vの字に並ぶその様子は‘配色’と言う点では、なかなか面白いものです。
しかし、この閣僚記念写真には安倍内閣、または安倍総理自身のメッセージが込められることが常です。
外国でもそうですが、日本は特にこの並び順と言うのはその人物の重要度・序列が反映されますので、後ろに行くほどそれは低い位置の人物と言う暗黙のメッセージが発信されることになります。
一般ですと、葬儀や法要に縁が近い順に並ぶようなものと同じでしょう。
そうやって、見てみると「あれ?」と思う並び方と言うことが判ります。
閣僚の地位というのは、本来は決まっています。菅官房長官が発表したときの順序がそれです。
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2014年9月 3日 (水曜日)
ジャーナリストの池上彰氏は、朝日新聞紙面に月に一度の割合で「「新聞ななめ読み」というコラムを掲載しています。
『新聞ななめ読み』は、池上氏が一つのニュースについて各紙を読み比べ、その内容を自由に論評するものです。
これは池上氏がこのコラム掲載を引き受ける際に朝日新聞社と「内容は‘自由に何を書いても良い’」という約束・条件を承諾してもらっているからだそうです。
それ故に今までも朝日新聞の紙面上にもかかわらず『朝日の記事は分かりにくい』とか、『(朝日の)天声人語は時事ネタへの反応が鈍い』などの朝日新聞社への批評も池上氏は書いてもちゃんと掲載されてきたそうです。
ところが、朝日新聞が過去に掲載した慰安婦問題で「吉田証言は事実が認められず、間違いであった」という記事をだしたことについて、池上氏が『朝日は謝罪すべきだ』と言う内容を書いたところ、朝日新聞社の幹部から『これでは掲載できない』と論評を封殺する通告が出されたそうです。
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2014年9月 2日 (火曜日)
8月にオーストラリのゴールドコーストで開催された国際競泳『第12回パンパシフィック大会』のこと、日本選手が金メダルを取り、そしていつもの通り『君が代』が流れたのですが、それをテレビ観戦していたた見ていたテレビキャスターの「鳥越俊太郎氏」の感想がちょっとした論議になったのです。
鳥越氏>
「(パンパシフィック大会の)表彰式を見ていて、“なんか違うな”と思ったんです。
74年間生きてきて、こんな“へんてこりんな『君が代』”を聞いた記憶がありません。」
「絶対におかしいですよ」
鳥越氏がなにをもって“へんてこりん・・・”という感想を言わせたかというと、『君が代』に前奏が付けられていたことなのです。
本来、この曲には前奏が無く、いきなり「♪き~み~が~よ~は~・・・♪」と曲に入りますので、そう思ったようなのです。
この大会本部では、その歌い出しの(1~2小節)を2度繰り返す形で、先のを‘前奏’として流したようなのです。
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2014年9月 1日 (月曜日)
きょう1日、厚生労働省は新たに19人のデング熱感染者が確認されたことを公表しました。
これで、合計22人の感染者の存在が判ったことになりますが、その感染者の都道府県がの広域さに、少しづつ不安も拡大している気がします。
- 東京・埼玉→3人(最初の確認)
- 東京都→13人
- 神奈川→2人
- 茨城県→1人
- 埼玉県→1人
- 千葉県→1人
- 新潟県→1人
そして感染者全員が外国への渡航歴が無く、いずれも8月9日~25日の間に訪れた東京・代々木公園でウイルスを保有する蚊に刺されたとみられていることでしょうか。
これが、観戦阻止の条件として幸か不幸かは素人の私には判断が付きませんが、代々木公園のような多くの人が集まる場所で感染者がこの程度の人数だとは、私は考えにくいのです。
いずれの感染者も、そのウイルス確認は東京の専門施設でしかできないというのも、不安を抱かせます。
ほんとうのところ、実態はどうなのでしょうかね?
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