‘光回線が好き’⇒クマゼミ
地球温暖化によって、福島県でもミカンが畑で栽培されることができる地域(いわき市)がらわれました。
福島県福島市は「柚子の北限」とされていましたが、さらに北の宮城県でも栽培されるようになり、複雑な状況になっています。
影響は植物ばかりではなく生物にも表れています。
日本国内で大型種の蝉に『クマゼミ 』というのが居ますが、この蝉は西日本や九州にしか生息せず東日本では見られなかった蝉です。
それが、温暖化のため(?)最近では静岡県や神奈川県などの関東地方などにも生存してることが確認されています。
たかが蝉ですから、その生息地が広がっても害はないだろうと思うのは大間違いです。
西日本では以前から‘光ファイバーケーブルをクマゼミが断線してしまうという被害’に悩まされていたのです。
この「クマゼミ」には枯れ枝に少しずつ移動しながら何回も産卵するという習性があるのですが、なぜか光ファイバーケーブルの 屋内引込線を枯れ枝と誤認して産卵するようになったというのです。
硬い枯れ枝にも易々と卵を刺しいれるんですから、柔らかいケーブルに卵を刺仕入れることは簡単で、その結果として心線の圧迫や破断などをまねいていることが知られるようになりました。
クマゼミの産卵が原因となる光ファイバケーブルの断線事故は2002年頃から知られていて、 NTT西日本では蝉に産卵されにくい構造のケーブルを開発を進められているそうです。
TATSUTA(タツタ電線株式会社)の「せみタフ!」などの製品がすでに出回っているそうです。
ところが、今までその被害が無かった東日本では対策が遅れているわけです。
すでにその被害は静岡県でも増えつつあるようで、これが北関東、南東北と広がってくれば当然我が福島県に被害が来ないという保証は全くありません。
ある日突然に電話が不通に・・・「まさかクマゼミ?」なんてことになったら困りますね。
NTT東日本では、なにか対処する計画は有るのでしょうかね?
いずれにしても、進んだ技術は生物に弱いということは間違いないです。
これらを研究し作っている“学業優秀な人々”は、幼いころに山や川などで虫など触れたことがないのでしょうかね?
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コメント
こんばんわ。
自分は「クマゼミ」は、見た事が無いですね。
しかし、クマゼミがケーブルを断線をしてしまうなんて、迷惑な蝉ですね。( ̄○ ̄;)!
投稿: H.K | 2014年9月13日 (土曜日) 21:37
H.Kさんへ
その通りですね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年9月13日 (土曜日) 22:15