閣僚候補(政治家)の‘身体検査’
もう何度閣僚の交代劇は起ったことでしょう。中には、マスコミのでっちあげで辞めた閣僚も何人かいますが、そのほとんどが政治資金等のお金問題での野党からの追及で辞職するパターですね。
こう言うことが無いように、総理や与党ではその閣僚候補に挙がった政治家の身辺調査というのが事前に行われます。
一般的には候補者の「身体検査」と言われますよね。
この‘身体検査’の事項のうち最も重視されるのは下記の2つのことだそうです。
その1>過去の政治活動と発言
- 予定されている閣僚ポストに関係する政策や省庁に関連して、これまでの政治歴の中で問題発言や行動があったかを調べる。
その2>候補者の政治の活動資金について
- 特に政治資金については選挙、政党支部、個人と項目が分けられ、それぞれでカネの流れを最低でも直近の2回の選挙における収支報告書を点検調査する。
さらに、
もし気になることがあれば閣僚候補者本人に水面下で下記のようなことなどを聞くようです。
- 総理(内閣)の政策についてきちんと賛同できる人間か?
- 係争事案はないか?
- 男性候補者の場合は女性スキャンダルは無いか?
本日、大臣職を辞した小渕経産相はまさに、身体検査では最も重要な「政治資金」に疑問が出たためですし、「うちわ問題」の松島法相の辞意表明も大きな括りでは同じではないでしょうか。
この身体検査の最重要項目の2つ、実はどちらも政治家ならその収支報告や発言記録は公にすることが義務付けられていて、身体検査で調べるのは容易なんだそうです。
ある総理の秘書を務めた方がテレビなどで「(身体検査は)90%は公にされている(議員の)情報で実行可能です」と言っているくらいですし、追及した野党議員が公的な書類を飼料に使ったことでもわかります。
つまり、任命した安倍総理が、辞した2人をよく調べなかったことになります。
まさか・・・
「女性(議員)だから、“身体検査でも素っ裸にできなかった”」・・・なんて、安倍総理は言い訳しないですよね)
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コメント
街のおばさん評では、小渕さんは「可哀そう」で、松島さんは「うちわぐらいはいいと思うけど、会見に向かうあのにやけた顔が何ともいや」。でした。
投稿: ましま | 2014年10月21日 (火曜日) 09:32
ましまさんへ
私の母親も‘あの薄笑い’は呆れていました
投稿: 玉井人ひろた | 2014年10月21日 (火曜日) 14:53
一番下の
「まさか・・・・」
見事なジョーク?いやブラックユーモアですぞ?
投稿: もうぞう | 2014年10月22日 (水曜日) 19:20
もうぞうさんへ
たぶん、テレビでは言えないでしょうね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年10月22日 (水曜日) 19:40