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2014年11月23日 (日曜日)

日本アルプスと川内村

高山が連なることから「日本アルプス」と言う呼び方できあがり、その名はイギリス人宣教師のウォルター·ウェストンによって国内外に紹介されたことで有名になった呼称ですが、国内では【日本の屋根】とも言われますね。

場所は中部地方の山々ですが、ここは火山も多く地震の震源地になった場所も多くあることは知る人ぞ知るです。

先日噴火した御嶽山はその中の一つで「中央アルプス」に入りますし、昨夜震度6弱と言う大きな地震があった長野県北部がまさにその場所です。

最近では東日本大震災の翌日の2011年3月12日に起きた長野県北部地震、歴史的には弘化4年(1847)年5月の【善光寺地震】も遠くない場所です。

まだまだ起こりそうな気配の自然災害、“選挙でお忙しいことでしょう”が日本政府はどう対処するのでしょうか?

ところで災害と言えば、行政が行うものとして避難訓練が有りますが・・・

昨日、川内村(かわうちむら)において原発事故が起き放射性物質が出たと想定する県と村協定しての避難訓練が行われました。

同村は3.11の震災による原発事故で全村避難になったところであり、その訓練は仮想であっても参加した村民の多くがあの原発災害を思い出させることとなった人が多かったようです。
県と村は、そう言う方が気分が悪くなったときを想定し医療スタッフも準備したのは当然出でしょう。

しかし県と村が協力して作成したマニアルに沿った訓練は、問題が浮き彫りとなってしまったのです。

マニュアルでは、村民は決められた場所に集合し、ヨウ素剤を受け取り、‘全員そろった’ところで村外の避難場所に移動するという段取りだったようです。
これは、村民がバラバラでは不安や事故がある可能性が有るというのを重視した計画だったようのですが、この‘全員揃う’までに時間がかかってしまったのです。

結果として、避難準備が早くできた人は出発まで1時間も待つことになったのです。
1分1秒を争う、原発事故で1時間以上も待つというのは非現実的です。

きょう、就任したばかりの内堀知事は見直しをすることを発表しましたが、またもやお役所仕事の欠点が見えてしまったようです。

やはり、災害時には落ち着いた自己判断が重要のようです。

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コメント

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
確かに、「災害対策」は必要ですね。
しかし、政府側の対応が遅れているなんて、酷い話ですね。

投稿: H.K | 2014年11月23日 (日曜日) 21:30

北アルプスそのものが大断層で、だから長野県側が崖のようになっており岐阜県側はなだらか、と聞いたことがありますがあてになりません。

投稿: ましま | 2014年11月24日 (月曜日) 09:44

H.Kさんへ

遅れているのは、もっと違う観点で見ると別の意見になるかもしれません
 
 
ましまさんへ

我々が断層の話をされても、どうしようもない気がすると思いませんか?
マスコミは、もっと違う報道をしてほしいです

投稿: 玉井人ひろた | 2014年11月24日 (月曜日) 14:14

最近、なんでも国や行政のせいにしてしまう傾向が強いです。
一般人ならもっと自己責任・自己管理で行動すべきだと思うのですが・・・

投稿: もうぞう | 2014年11月24日 (月曜日) 15:55

もうぞうさんへ

本来は、そうあるべきですね

投稿: 玉井人ひろた | 2014年11月24日 (月曜日) 16:08

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