三面記事(フィギュアスケート)
11月8日のフィギュアスケートGPシリーズ第3戦(中国)の直前練習で中国選手と激突した羽生結弦選手の負傷は精密検査の結果、脳に異常は認められなかったが、頭部と下顎の挫創、腹部と左大腿骨挫傷、右足関節捻挫と5ヶ所の負傷で、全治3週間という判断がなされたようです。
これによって今月の11月28日に開幕されるNHK杯への、羽生選手の出場は絶望とみられているようです。
ところで、あのアクシデント後のことですが、何か日本側のフィギュア関係組織の動きが物足りない気がしませんか?
- 日本スケート連盟(JSF)は、フィギュアスケートGPシリーズ第3戦(中国)に出場した日本チームに日本人ドクターを帯同させていなかったのはなぜなのか?
(※、羽生選手の治療はアメリカのチームドクターが行った) - 日本スケート連盟(JSF)は、国際スケート連盟に対し‘6人での練習時間などの見直を検討するような意見書’の提出もなく、その検討の様子も見られないのはなぜなのか?
日本スケート連盟(JSF)には「負傷している選手をなぜ出場させたのか?」というような質問が多く寄せられたようですが、それに対して↓
「出場するかどうかを決めるのはコーチと選手。連盟側が判断するようなルールは無い」
↑のような、そっけないコメントしか無かったようです。
「ルールは無い」とはなんとも冷たい言い方のように感じられますね。
これは、現在のJSFフィギュア委員長の「伊東秀仁氏」と、荒川静香さんや安藤美姫さんを育てた名コーチで五輪監督を長く務めてきた連盟の“女帝”と呼ばれた「城田憲子氏」の対立が根源にあるというのです。
そのきっかけが、羽生選手が絡んでいるんだそうです。
羽生選手がオリンピックで金メダルを会得した一番の要因は2年前に羽生選手のコーチを現在のブライアン・オーサー氏に変更したことが大であることは、よく知られていることです。
そのブライアン・オーサー氏にコーチを依頼し変更したのが、誰有ろう「城田憲子氏」なんですが、この変更も人選も同氏は日本スケート連盟(JSF)に相談も連絡も無しで行ったそうです。
さらに練習拠点をオーサー氏のいるカナダに移したことも無断で行い、そこから対立が決定的になったようです。
「城田憲子氏」は安藤美紀さんのときも無断でコーチを替えたりしていた人らしく、それでも連盟としては良い成績を出すので、歯がゆい思いでいたようです。
スポーツは結果が求められ、その結果がものをいう世界ではありますので何とも言えませんが、選手にその影響が及ぶのは有ってならないことだと思います。
冬季スポーツはお金がかかることでも知られます。個人的遺恨なら、早く解決してもらいたいものです。
しかし、スポーツの協会っていうのはどこの組織も同じようなトラブルが起きるんですね。体質が似ているのでしょうかね。
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コメント
なるほど奥があるんですね。
それにしても興信所よろしく、よくご存じですね。
投稿: もうぞう | 2014年11月18日 19:05
もうぞうさんへ
WEBニュース、恐るべしですよ
投稿: 玉井人ひろた | 2014年11月18日 19:23