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2014年11月 1日 (土曜日)

何を信じる?

訴訟と言うのはお金がかかります。特に素人の場合法律の専門家である弁護士を雇うことになり、その弁護士料が高額で支払いができず、訴えたいことが有ってもほとんどの人が訴訟わ考えないことにしているんじゃないでしょうか(?)。

それでも訴訟を起こさなけれならず生活に困っている人には弁護士費用などを立て替える救済制度があるんだそうです。
それが『法テラス(日本司法支援センター)』の費用立替制度をというものだそうです。

制度の仕組みはこうです。

依頼者の訴訟を担当する弁護士料は『法テラス(日本司法支援センター)』がすべて代わって立替え支払う、立て替えてもらった者は裁判終了後に毎月5000円づつ『法テラス』に返却する。
其の際、担当した弁護士は法テラスが立替えた弁護士料金以外は依頼者に請求したり、受け取りが禁止されている。

ところが、その禁を破って依頼者に立替え分以外に追加して弁護士料などを請求し受け取ったとされる、とんでもない弁護士がいたというのです。

その弁護士とは・・・

日本テレビのバラエティー番組「行列のできる法律相談所」に出演している4人のレギュラー弁護士の一人で、‘美人過ぎる弁護士’として人気があるらしい「大渕愛子弁護士(アムール法律事務所)」です。

この番組は、島田伸介が司会で始まった番組で、過去には大阪市長で維新の会代表である橋下氏もここに出演していて、同氏はここで人気が出て政界に出た経緯がある番組ですね。

報道記事によれば「大渕愛子弁護士は、過去に『法テラス(日本司法支援センター)』の費用立替制度を利用した訴訟を担当した際、依頼者に禁止されている立替え料金以外の費用を「着手金」などと言う名目で(73000円や18万円などを)違法に支払わせたらしいのです。

この被害について損害賠償を求め提訴したのは合計で人、そのうち今回ニュースとなった被害者の30代の女性は、着手料金以外に毎月21000円の顧問料まで徴収し続けていたというのです。

法律や弁護士料金体制など知らない素人が「立替え以外に、これは別途料金になっています」と弁護士に言われたら、間違いなく信じてしまいます。
事実なら、まったく弱い者いじめの悪徳弁護士と言うことになります。

東京弁護士会は10月17日から調査開始しているようですが、事実が判明すれば「大渕愛子弁護士は弁護士生命の終了でしょう。

庶民の味方のように言って2006年4月の小泉総理大臣の時にできた「法テラス」の制度、こんなことが有ると「無料相談をうたっているが、怪しい」と思っちゃいますよね。

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コメント

こんばんわ。
「大淵愛子弁護士」は、テレビで良く見ます。
しかし、あの大淵氏が、この様な行為をしているなんて、知りませんでしたね。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

投稿: H.K | 2014年11月 1日 (土曜日) 19:55

H.Kさんへ

こまった弁護士です

投稿: 玉井人ひろた | 2014年11月 1日 (土曜日) 22:16

最近、過払い金が戻ってくると言う弁護士の宣伝がありますね。
嘘ではないのでしょうが、なにか疑問を感じます。

投稿: もうぞう | 2014年11月 2日 (日曜日) 19:19

もうぞうさんへ

同感です

投稿: 玉井人ひろた | 2014年11月 2日 (日曜日) 19:35

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