「はやぶさ2」と‘ふくしま県’
12月3日(水)13時22分4秒、種子島宇宙センターにおいて‘H-IIAロケット26号機の打ち上げ成功’によって、それに搭載された小惑星探査機「はやぶさ2」も無事に地峡軌道に乗りました。
テレビ報道では“「はやぶさ2」の打ち上げ成功”としか言いませんが、上記のように「H-IIAロケット26号機の打ち上げ成功」と言うのが正しいと思います。
そうでないと『H-IIAロケット26号機』がかわいそうじゃないですか)
それはともかく、全国報道ではどのくらい紹介されているかは不明ですが、福島県内では今回の「はやぶさ2」の開発に携わったのが会津大学と同大学教授であったこと、さらに今回新たに搭載された人工的にクレーターを形成する「衝突装置」を開発研究した企業が、福島県に有る工場ということが何度も紹介報道され、県民はちょっとした優越感を感じている人が少なくないのです。
その企業は東京に本社を置き、工場は白河にある「日本工機 白河工場」です。
http://www.nippon-koki.co.jp/company/
この工場、防衛省と海上保安庁に納める「銃弾」を製造している会社で、平たく言えば武器製造所となります。
そのせいでしょうか、センターでは「衝突装置」と言っていますが、工場の開発担当者は「弾丸」という言葉を使用していましたね。
この“弾丸発射”は3年後のため、同工場では打ち上げ成功だけではまだ手放しで喜べない、複雑な思いのコメントが印象的でした。
この企業では、アジア初となったあの東京オリンピックで使用された聖火を運ぶトーチも作ったのだそうです。
こういう企業が福島県内にあるとは、知りませんでした。
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コメント
ほう、すごいんですね。
IHIもありますしね。
投稿: もうぞう | 2014年12月 4日 19:19
もうぞうさんへ
こう言う工場、公にしていいんでしょうかね?
投稿: 玉井人ひろた | 2014年12月 5日 08:04