キリシタン
キリシタンと言う言葉から受けるイメージは「幕府の弾圧」や「禁止された悪いもの」というのが、日本でしょう。
それだけ幕府の弾圧や取締は陰惨で恐ろしいものだったと学校や時代劇で見聞きした影響が大きいものです。
幕府が弾圧した理由は、一向宗の一機を髣髴させるようなキリスト教信者の団結と信じる力に脅威を感じただけなんですが、現在も何処かの国で宗教弾圧は必ず起こっているのも事実ですし、それによって紛争・内戦、そして他国との戦争に繫がったことは歴史が証明しています。
隣国の中国で行われている‘仏教弾圧’はもうかなり長期になっていますが、中国はキリスト教にも弾圧が始まったようです。
中国でも太平洋に面し対岸には台湾がある浙江省の温州市には非常に多く(約100万)のキリスト教信者が暮らしているんだそうです。
同市には中国政府が公認していない「地下教会」も少なくないようです。
そのため温州市ではキリスト教の影響力拡大への警戒心がある地元政府と信者との摩擦が増加しているんだそうです。
今年4月には完成間近の教会堂が違法建築を理由に強制的に取り壊され、信者と警察当局の間で衝突が起きる騒動があったようです。
そして今度は、幼稚園から高校までのすべての学校でのクリスマス行事が禁止されるということが起こったのだそうです。
禁止した市側の説明では「学校では西欧の文化ではなく、中国の伝統的な行事をより重視するべである」というのが理由だったようですが、禁止と言うのは行き過ぎでしょう。
それだけ、中国共産党とい組織は党員以外の人々が団結することが恐ろしいのでしょうね。
なぜなら、自分たちが「共産主義」の基に人々が集まり、富裕層の一般人(女性も子供)を次々と大量虐殺し、内戦を起し、その末に今の地位を勝ち取った経験を持っているのですから、その恐怖は実感としてあるのでしょう。
弾圧の陰には、政府内の弱体化というのも要因としてあるのも史実ですし、もしかするとそうなのかもしれません。
日本国内では報道されていませんが、日本で問題になっている中国違法漁船は台湾で問題になっていて、日夜台湾警備艇と中国違法漁船との闘いが繰り広げられているそうです。
こういう違法漁船が蔓延るのも、中国共産党政権が弱体化している表れのような気がしてきます。
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コメント
こんばんわ。
この様な話、初めて知りましたね。
投稿: H.K | 2014年12月28日 21:56
H.Kさんへ
テレビでは(たぶん?)報道されていませんよね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年12月28日 22:25