金子恵美
今回の衆議院選挙で福島県からは新たに「金子恵美」という衆議院議員が誕生しましたが、この名前で検索すると、全く同じ漢字でもう1人、つまり2人の「金子恵美」という衆議が出てきます。
1人は福島1区の「金子恵美(かねこえみ)」、そしてもう一人が「美人過ぎる議員」としても話題になった新潟4区の「金子恵美(かねこめぐみ)」の2人です。この2人、読み方は違いますが、全く同じ漢字を使っています。
こういう場合も‘同姓同名’と言うのでしょうか?
ただし、今回の衆議院選の小選挙区での当落では福島1区の金子恵美は落選し、比例での復活当選になっています。
- 新潟4区 金子恵美(77,137票) 当選
- 福島1区 金子恵美(97,630票) 次点(比)
こうして改めて2人の候補者の名を並べると、ちょっと不思議な感じがします。
2人の簡単なプロフィヒール
「金子恵美」 かねこめぐみ
- 新潟県新潟市出身
- 1978年2月27日生まれの36歳
- 早稲田大学卒業
- イギリスとアメリカにホームステイ経験
- 新潟市議
- 新潟県議
- 衆議院議員2期目(自民党)
- 父親は元月潟村長の「金子由征氏」
- http://kanekomegumi.net/
「金子恵美」 かねこえみ
- 福島県伊達市出身
- 法政大学卒業
- 1965年7月7日生まれの49歳
- カリフォルニア州大フレズノ校修士課修了
- 福島大学修士課修了
- 伊達市議
- 参議院議員(内閣府政務次官)
- 衆議院議員
- 父親は元保原町長、元衆議院議員「故・金子徳之助氏」
- http://kaneko-emi.com/
比べると判るように、どちらも同じように、政治家の親の元に生まれ、同じような経歴を通り、非常に若くして政界入し、短期間のうちに国政の場に出ていますね。
新潟の金子衆議のことはよく解りませんので省きますが、福島1区の金子恵美衆議は今回も最後まで争った自民党推薦の「亀岡偉民(かめおかよしたみ)氏」とは父親の金子徳之助氏から親子2代にわたる因縁の対決となりました。
時は平成元年(1989)、その年に行われた昭和天皇の大喪の礼の最中に福島1区選出の大物議員(元建設相、元農水相、当選10回)の亀岡高夫衆議が倒れ、間もなく他界。
その後、故亀岡氏の後継として息子(養子)の亀岡偉民氏が指名されるが、その後継に反対した金子徳之助氏が独自に立候補することになる。
選挙では、亡き亀岡氏の組織票のほとんどを掌握していた徳之助氏が勝利し、まだ若く知名度が無い偉民氏は敗北。
その後何度もこの二人対戦はあったが、すべて金子徳之助氏の勝利となり、長年にわたって亀岡偉民氏は政界に出ることが叶わなかった。その後、金子徳之助氏が体調を悪くし政界を引退し、娘の恵美氏との対戦となり、やっと勝利を得て、悲願の国会議員になり、現在に至る。
ざっとこのような因縁が存在します。
こう言う因縁は、新潟4区の金子恵美衆議には無いのでしょうかね?
この同じ漢字名を持つ2人の衆議、選挙後初の国会では顔を合わせるのでしょうか?新潟の金子氏はそのことを知らないかもしれませんが、福島県の金子氏には3年ほど前に私がメールして知らせておきました(返事のメールもいただきました)ので、顔を合わせたら何か言葉を交わすかもしれません。
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コメント
私ももちろん知っていました。
福島の金子氏は、以前は参議院だったので、区分けが明瞭でしたが、今度からは同じ衆議院ですからね。
政党は違いますが・・・
新潟の金子氏は、強運の持ち主かと。
運も実力の内ですけどね。
投稿: もうぞう | 2014年12月16日 19:08
もうぞうさんへ
新潟の金子氏は、何かと話題が多いようですね
投稿: 玉井人ひろた | 2014年12月16日 21:42
福島の金子恵美さんは一貫した姿勢が感じられる好感の持てる方ですよね?
投稿: 空 | 2014年12月17日 11:59
空さんへ
その通りだと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2014年12月17日 12:19