ネクタイ に悩む
昔は毎日締めていたネクタイですが、今は全く普段は用が無いため、いざやるとこれがなんともうまくいかず、長さが合わなかったりと2~3度結び直すのが常になってしまいました。
先日、葬儀に出かける際にもネクタイの結び方でちょっと悩んでしまったので、改めて結び方を確認したくなったのです。
私が昔からやっていたのは「プレーン・ノット」という、もっとも単純な結び方なんですが、この結び方は簡単なんですが、長めのネクタイでやると仕上がりが長くなってしまう欠点があります。
その日の葬儀用のネクタイは長めで、どうもうまくいかず、思い出しながら少し違うやり方にしたらうまくいきました。調べたら、それは偶然にも「セミウィンザー・ノット」と言う結び方でした。
ついでですの、ここでネクタイの代表的な3つの結び方を(自分自身のために)紹介してみます。
① 『プレーン・ノット』
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- 最も簡単な結び方で短めなネクタイ、細めのネクタイに向く
- 結び目も最も小さい
- ボタン・ダウンや ピンホールなどの襟が小さいシャツに向く。
- 欠点
結びが 一重結びなので途中でゆるんでくるおそれがある。
結び目がやや長方形になってしまうので、綺麗な三角(イチョウ型)を好む人には向かない② 『ウィンザー・ノット』
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- イギリスのウインザー公が創案したといわれる伝統的な結び方。
ゆえに、年配の方々はこの結び方をする人が多いように見受けられる。- 幾重にも結ぶので締りが良く型崩れしない。
- 形の良い三角(イチョウ型)の結び目ができる。
- 大きな結び目のためシャツの襟型も大きいシャツに向く。
- 欠点
結び方が複雑で手間がかかる。面倒
結び目が大きくなるのでそれなりのネクタイやシャツになってしまう。
短いネクタイは仕上がりも短くなり見栄えが悪い③ 『セミウィンザー・ノット』
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- 「エスクワイヤ・ノット」とも呼ばれ、先の二つの結び方の中間になり「プレーン・ノット」と並んで一般に多く利用されている。
- 結び方はさほど難しく無いが、しっかりと結ばれ緩みにくい。
- 結びの大きさも大き過ぎず、小さすぎずちょうどよい。
- 結び目の形も綺麗な三角(イチョウ型)になる。
- レギュラー型の襟をはじめ ほとんどのシャツに合うため利用範囲が広い。
お祝い事の正式なのは「蝶ネクタイ」なんだそうですが、日本ではまずやらないのでこの3つの結び方、特に①か②を覚えておけば大丈夫ですね。
この他にネクタイの締め方で悩むのは、その仕上がり時の長さですが、ネクタイ先が腰のベルトにちょっと触るくらいが良いようですね。
いずれにしても、日ごろやらない私には“苦しい代物”ですし、流行がわかりません。
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コメント
私はセミウインザーノットです。
プレーンだと結び目が斜めになりやすいように思います。
ウインザーは、結び目が大きすぎるし。
投稿: もうぞう | 2015年1月15日 (木曜日) 19:24
もうぞうさんへ
同感です
投稿: 玉井人ひろた | 2015年1月15日 (木曜日) 19:38