三 冠
スポーツ競技を中心に、主要大会や部門タイトルを3つ取得すると新聞やマスコミは「三冠達成」と、その偉業を称える記事を書きたてますように「三冠」とは単に複数優勝するより日本国内では特別な意味合いを持つ気がします。
違いますでしょうか?
「三冠」は、時に「三冠王」というように、何と言っても国民栄誉賞第一号でもあるプロ野球界での『王貞治氏』(読売巨人軍)の「三冠王」(打者部門の首位打者、打点、ホームラン)達成でしょう。
たしか、このときに「三冠王」という言葉が全国に広がったと思います。それほど困難ですごい偉業でした。
そして、2年連続「三冠王」という大記録を出した『落合博光氏』(当時はロッテオリオンズ)も私の記憶にはしっかりと残っている人物です。
ただ、プロ野球には「首位打者、打点、ホームラン、盗塁」の夢の4部門を達成する前人未到の『四冠王』という奇跡のタイトルが存在します。
今まで、惜しい人はいました。昨年までソフトバンク監督で元西武ライオンズの「秋山 幸二氏」や、元広島カープ監督と選手だった「山本浩二氏」らは、ほんとうにもう一歩だった人です(三冠は達成)。
三冠はプロ野球界だけじゃありません。
昨年はJリーグの「ガンバ大阪」が「Jリーグチャンピオン」・「ナビスコカップ(Jリーグカップ)チャンピオン」・「天皇杯優勝」の三冠を達成しました。
これは、鹿島アントラースが達成して以来、2チームめの偉業でした。
そして、今日の福島県内の地元紙朝刊には新たな「三冠」達成を伝える記事が‘2つ’ありました。
一つ目は女子卓球での3冠です
ロンドンオリンピックの代表選手で卓球女子団体銀メダリストの「石川佳純(かすみ)選手」(全農)が、日本選手権の女子シングルで優勝を決め、石川選手は「女子シングル」・「女子ダブルス」・「男女混合ダブルス」のすべてで優勝し「三冠」を達成というものでしたね。
女子の全日本卓球での3冠は、昭和36年(1960)度の山泉和子さん(現在80歳で卓球部監督をやっている)以来、54年ぶり、史上2人目の快挙だったことが、記事に付け加えられていました。
そして・・・
二つ目は“珠算・電卓競技”という文科系競技の3冠の達成記事でした。
三冠を達成したのは福島県郡山市にある「福島県立郡山商業高校」の「珠算部」の生徒たちです。
同校の「珠算部」の三冠とは↓です。
- 2014年8月⇒「全国高校珠算・電卓競技大会 電卓の部」の優勝
- 2014年9月⇒「全国簿記電卓競技大会 電卓の部」の優勝
- 2015年1月⇒「全日本電卓競技大会・高校の部」優勝(2年連続)
(※、競技出場者は女生徒4名)
つまり、2014年度内の3タイトルを取ったということですね。
この競技の全国大会で3つ優勝したのは‘全国初’とのことだそうで、お見事としか言いようがないです。
日本の女子力、お見事です。
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コメント
私は無冠です。はい。
投稿: もうぞう | 2015年1月19日 (月曜日) 17:40
もうぞうさんへ
同様です
投稿: 玉井人ひろた | 2015年1月19日 (月曜日) 18:47