復興時の談合に、そして県職員の窃盗
福島県内では先日、震災による道路工事に関して大手ゼネコンによる談合が発覚したばかりですが、こんどは福島県職員の不祥事です。
福島県庁にによると、2013年10~11月まで県の地域医療課に在籍し被ばく医療担当で、線量計の購入や管理をしていた30代の男性職員が県所有の個人被ばく線量計181本(約375万円相当)を無断で持ち出し、福島市のリサイクル業者や埼玉県の測量機器買い取り業者に転売し、約90万円の利益を得ていたそうです。
その現金は、パチンコなどでできた借金の返済に充ていたというのですから、呆れます。
この事実が発覚するきっかけは県庁内では無く、意外なところから発覚しました。
転売先から購入したある一般人が、その線量計が故障した為にメーカーに修理依頼のため持ち込みました。
ところが、修理依頼されたメーカーとしては「県庁に販売したはずの機種なのに、なぜ、県では無く一般人が修理依頼に来るのだろう?」と疑念を抱き、それを県に問い合わせたことから、県が調べて窃盗の事実が判明したというのです。
それまで、県ではその事実を全く知らなかったというのです。
県では、6万円以下のものの購入は書類に記載することが無いという規定があり、その盲点を利用、さらに線量計の仕入れや管理をその男性1人でやっていたことも要因となったようです。
線量計は県職員が放射線量の高い地域に行く場合や、訓練で使うものですが、実際に避難訓練が行われた時には、すでに転売された後で県には4~50個しか在庫が無かったそうですが、男が「ちょっといま見つからないのです」という報告をうのみにしていたというのです。
さらに、引き継ぎもずさんだったようで、県の体制のほうへの指摘が強まりそうです。
男は弁済を申し立て居るからでしょうか?実名などは県からは発表されていません。窃盗で告訴してから発表するのでしょうか?
県民の税金が盗まれたことですよね。重罪だと思います
やはり公務員は身内には甘いようです。
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コメント
いつの時代にもいますね~
二度とこのようなことの無いよう・・・
何度繰り返してきたことか。
投稿: もうぞう | 2015年1月29日 (木曜日) 19:11
もうぞうさんへ
何度も何度も、繰り返されていますよね
投稿: 玉井人ひろた | 2015年1月29日 (木曜日) 19:59