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2015年1月27日 (火曜日)

ホロコーストから70年

第二次世界大戦は、ナチスドイツ軍が東部で隣接する「ポーランド共和国」へ攻撃を開始し進行したことが、始まりだったですね。

そして、そのポーランドにおいてナチスドイツ軍によって行われた史上最悪と言われる人種差別と「アウシュビッツ収容所」でのユダヤ人大虐殺こそが「ホロコースト」です。

アウシュビッツ収容所は第1収容所~第3収容所まで有ったそうですが、現在はその一部の施設が残され「ポーランド国立・オシフィエンチム博物館」が建てられ、同博物館が管理しその恐ろしい歴史を公開しているそうです。

そのアウシュビッツ収容所が‘旧ソビエト軍’によって解放されてから、今年(1月27日)で70年になるんだそうです。

この筋目の年に合立て今年、収容所跡では式典が開かれ、生還者約300人やドイツのガウク大統領らが出席し「空前の人道的悲劇を決して繰り返さない」との誓いを新たにするそうです。

ユダヤ人強制収容所は他にも多く作られ、その解放作戦に‘日系人だけ’で組織されたアメリカ特殊部隊が存在し、その人たちが「日本の誇り」を示すため死を覚悟して勇敢に戦いユダヤ人救出を成功させた史実があったことも、同じ日本人として知っておきたい歴史でしょう。

辛くも生き延びたユダヤ人の方の中には、今でも日本人を見ると、生まれて初めて見た‘目の細い人間’を見たときの驚きと、「助かった」という安堵とこの上ない嬉しさと感謝を思い出し、涙が出るというご高齢の方がおられます。

福島県の白河市には、このホロコーストの様子をオシフィエンチム博物館から運ばれた展示物などを公開した「アウシュヴィッツ平和博物館」が、日本で唯一建てられ、オシフィエンチム博物館の管理のもと運営されています。

でも、そのことは日本国内どころか福島県内でもあまり知られていませんよね。

戦争は恐ろしいものです。

その一つに、戦争には隠蔽された事実が沢山出来ることがあげられると思います。
それは、良いことも、悪いことも、すべて一部の政府中枢の者によって行われる情報操作というものですが、どの時代にも古代にも存在しますね。

人間の本質と言うものは何百年、何千年、何万年経っても変わらないという証しでもありますね。

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コメント

ポーランドの大統領が「アウシュビッツ収容所を開放したのはソ連でなくウクライナ兵だ」と言ったので、プーチンが怒って記念式典出席を取りやめたとか。

政治家どもは喧嘩のたねをつくるのに事欠きませんね。

投稿: ましま | 2015年1月27日 (火曜日) 18:18

ましまさんへ

それはポーランド大統領の知識の無さが悪い気がしますね

投稿: 玉井人ひろた | 2015年1月27日 (火曜日) 20:44

「アウシュビッツ収容所」の博物館の様子をテレビで見ました。目を覆いたくなりますね。人間の性の怖さを見た気がします。

投稿: 吉田かっちゃん | 2015年1月28日 (水曜日) 11:34

吉田かっちゃんへ

もしかすると誰もが秘めていることなのかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2015年1月28日 (水曜日) 16:56

福島県の白河市・・・・そうですか。人間ってホントこわあい。キツネがつくっていいますけど・・・

投稿: 山口ももり | 2015年1月29日 (木曜日) 07:52

山口ももりさんへ

狐憑き、よく言ったものですよね

投稿: 玉井人ひろた | 2015年1月29日 (木曜日) 08:15

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