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2015年2月の27件の記事

2015年2月28日 (土曜日)

知らないから違法ではない

またまた、衆院予算委員会の集中審議で、望月環境相と上川法相がそれぞれ代表を務める政党支部が国の補助金交付企業から寄付を受けていたことについて質疑が有りました。

政治資金規正法では↓

<第二十二条の三>
国から補助金や給付金などを受けた会社その他の法人は、当該給付金の交付の決定の通知を受けた日から同日後一年を経過する日までの間、政治活動に関する寄附を政党(支部を含む)などにしてはならない。また何人も、知りながら寄付を受けてはならない。

<第二十二条の三 第5~6項>
何人も、この規定に違反してされる寄附であることを知りながらこれを要求したり、受けてはならない

(※違反した場合、禁錮3年以下または罰金50万円以下。)

↑、ざっとこんな感じになっています。

それを受けて、菅官房長官と安倍総理はそろって「知らなかったのだから、法律に明記されてるとおり全く違法行為ではない」と述べました。

「知らなければ違法ではない」。確かに、そう受け止められないこともないですが・・・

百歩譲ってそうだとしても、それは『偶発的』な意味だと思いますので「知らないで受け取るのは違法ではない」ではなく、「知らずに受け取ってしまった場合には違法とならない」と答弁するのが筋ではないでしょうか?

安倍総理や菅官房長官の理論から言えば、“「知らなければ何をやっても良い」”という解釈にしか聞こえてきません。

それでも、(欠陥の)法として正しいのでしょうね。

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2015年2月27日 (金曜日)

艶ばなし

きょうのテレビの時代劇で、とても艶っぽいことばを聞きました。

忘れねばこそ、思い出さず候

という、女性が別れ際に恋しい人へ送る言葉なんですが、その意味が深い。

それは、「私はあなたを思い出しません。なぜならあなたのことを絶対忘れないから」と、いう意味になると、その時代劇の中では言っていました。

‘思い出す’という行為は、一度忘れたからこその行為と言う考えで、1秒たりとも忘れないことは思い出す必要が無いという考え方は、男女の仲だけのことだけでない気がしたんです。

私が見送った亡き、父、義父、祖父、親友・・・・等々の多くの人々への思いに重なったので、よけいに良い言葉だと思ってしまったのでした

ただ・・・

この感動をもって了としないのが、わたしの悪い癖で、元の歌を知りたくなって調べてしまいました。(

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2015年2月26日 (木曜日)

つぎは、文部科学大臣?!

こんどは、下村博文文部科学相が『政治資金規正法違反』の疑いで追及されているようですね。

違反と疑われる内容とは

①、学習塾関係者でつくる全国10の支援団体は、下村氏を呼んで講演会や懇親パーティーを開催。
尚、同団体には「下村氏の政治活動を支援する」という規約がある。

>『政治資金規正法』では「特定の公職の候補者の推薦や支持をする活動を本来の目的とする団体」に政治団体としての届け出を義務付けられているが、同団体には東京の団体を除く9団体の届け出が無いのは違反ではないか?

②、同団体の年会費は、下村大臣が代表を務める東京の自民党支部に寄付されているが、同支部の収支報告書には記載が無いのは、違法ではないか?

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2015年2月25日 (水曜日)

200項目の改正

法務省は答申を元に、今の通常国会に契約」に関する民法の改正案を提出する方針であることが判りました。
その法務省の「要綱」では、対象となる項目数はおよそ200項目にも及ぶ大改正となるようなのです。

その主なところは企業が不特定多数の客に契約内容を示す「約款」についてが主力のようです。

  • 「商品には一切、責任を負わない」など「消費者が著しく不利益になる内容」や「一方的な変更」を無効とする。
  • 債務支払いの遅れに適用される「法定利率」の引き下げをする。
  • 業種ごとに異なっている「未払い金の時効」を5年に統一する。
  • これまで規定がなかった、アパートなどの賃貸契約での「敷金」について返還や原状回復の範囲などのルールを法律に明記する。

知らなかったことなのですが、これらの金の貸し借りや売り買いなどの「契約」に関する民法の規定というのは、明治29年(1896)の制定以来、約120年間ほとんど改正されずに運用されていたんだそうです。

別な言い方をすれば、それだけすぐれた法律が明治時代に作られたとも言えますが、現実としては社会や経済の変化にすでに法がついてきておらず、後付けで「クーリングオフ制度」などを継ぎ足し継ぎ足し、使用していた、いわば継ぎはぎだらけの法律となっていたようです。

それを現代の情勢に見合った法律へ根本的に改正し、消費者を保護するのが狙いだそうですが、こう言う改正はもっと前にできていなければならないと思います。

そう言えば、団扇を配ったことで前法務大臣は辞任してますが、それも遅れの原因でしょうか?

そしてもっと前の(福島県選出)森まさこ消費者担当相は、なぜできなかったのでしょう?

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2015年2月24日 (火曜日)

旅行の注意

中国政府は、外国への旅行に際しマナーを守ることを再三呼び掛けていますが、どこの国へ行っても中国人旅行者のマナー違反が横行しているようで、中国政府としても頭を痛めているようです。

そのなかで、日本へに旅行する場合のおもしろい注意がニュースになっていました。

○日本でエスカレーターを利用する場合の注意
『東京では左に寄り、大阪では右に寄って急ぐ人のためにスペースを空けよう。』

○日本のレストランに行く前の注意
『日本には座敷タイプの店もあり、靴を脱ぐ可能性もあるので、出かける前に靴下に穴があいていないか確認しましょう。』

これは、日本国内でも心がけたいことにも思えますが、もう一つの注意が日本人としてなんとも複雑な思いに駆られました。

●道に迷って日本人に聞く場合の注意
『仮に道に迷ったら、日本人は英語ができる人が少ないから、くれぐれも英語で道を聞いてはいけない。』
『それ(英語がだめ)でも日本人は親切なため、額に汗をかきながら教えてくれるだろうが、日本では漢字が使われているので漢字を使った筆談が最も有効』

どう思います?この注意事項

褒められているのか?馬鹿にされているのか?なんとなく中華思想が垣間見れるような、皮肉を込めた言い回しだと感じました。

それに、中国ではかなり省略された漢字が使用されており、日本人には読めない記号化された漢字が多くなっていると聞きます。

つまり、日本人(特に年配の方)が書く漢字は中国人には難し過ぎる漢字で読めず、中国人の書く漢字はまるで記号で日本人には意味が判りにくい漢字(簡体字)となってるようです。

ですので、もしかすると筆談で聞かれても困るかもしれません。

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2015年2月23日 (月曜日)

デルガード

雑誌の裏に大きな文字で「折れるもんなら、折ってみろッ!」と書かれているのを見つけまして、なんのこったろう?と見てしまいました。

そしたらゼブラのシャープペンの『デルガード』という商品の広告でした。

シャープペンというのは、ちょっとした力加減や芯の出し方で書いてる途中で折れてしまうことは常識です。そこで、折れないように使いこなすようになるわけです。
何年か前から「折れにくい芯」というのが各メーカーから販売されていますが、それでもやはり折れてしまいますよね。

このゼブラの「デルガード」は独自の技術でペン自体が芯をガードして折れにくくした商品なんです。

 <デルガードの特徴>

  • 垂直に強い筆圧が加わると、軸に内蔵されたスプリングが芯を上方向に逃し折れを防ぐ。
  • 斜めに強い筆圧が加わると、先端の金属部品が自動で出てきて芯を包み込みガード
  • その二つの機構が、加わる力の角度や強さに合わせて自動で配分を調整して作動
  • さらに、軸内部にシャープ芯誘導部品を取り付けたことで、短い芯でも芯詰まりしない
  • 小売単価は480~390円

    ※ただし、芯が出ていない状態から、4回以上ノックして書くと折れることがある。

ネットで調べましたら、かなり力を入れて書いても本当に折れないようです。

ゼブラはシャープペン部門で他社に水をあけられていた状態だったそうで、この「デルガード」は起死回生の商品のようです。

単価も高額では無く、これから似た機能を持つシャープペンが出始めそうですね。

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2015年2月22日 (日曜日)

富裕層

テレビでは中国人富裕層の「爆買い」が話題になっていますが、その富裕層と言うのは中国国内における割合はたった3%に過ぎないそうですね。
ただ、たった3%でも、その人数は3000万人にもなりますので、買う金額も莫大になるようです。

さて、日本国内では「富裕層」というのはどのくらいいるのでしょう?そして、富裕層の定義とはどうなるのでしょう?

昨年野村総合研究所というところが、日本の富裕層に関する推計結果を発表しました。
同総研では、純金融資産:預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命・年金保険などを加味した【純金融資産保有額】(保有資産の合計額から負債を差し引いた値)に基づき5つのカテゴリーに分類しています。

<【純金融資産保有額】に基づく5つのカテゴリー>

  1. 超富裕層      5億円以上
  2. 富裕層       1億円以上5億円未満
  3. 準富裕層      5,000万円以上1億円未満
  4. アーッパーマス層 3,000万円以上5,000万円未満
  5. マス層        3,000万円未満

上記のカテゴリーがそれです。

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2015年2月21日 (土曜日)

それでも“別”の企業

西川公也 農林水産大臣は今献金疑惑が次々と出てきて、誰が付けたか“疑惑の専門商社”と呼ばれるているようです。

その問題になっている献金問題を整理するとこうなります

その1>違法献金疑惑
 国から7億円の補助金交付が5月に決定した栃木県鹿沼市の木材加工会社から、同じ年の9月に西川農相が代表を務める政党支部が300万円の献金を受け取った。
 

政治資金規正法では国の補助金の交付を受けた企業はその決定通知から1年間政治献金を禁じているが、この場合は決定から4か月目であり違反ではないか?

その2>違法寄付疑惑
 TPPの交渉で、政府が関税撤廃の対象外にするよう求める「重要5項目」の一つとされる「砂糖」に関連する団体の「精糖工業会館」から、西川農相が代表を務める政党支部が100万円の寄付を受け取った。

寄付を受け取った当時はTPP交渉に入る直前であり、そして西川農相はその時自民党TPP対策委員長という重職の立場であり、砂糖メーカーとしてTPP交渉から砂糖を対象外にするように強く働きかけるための賄賂性が非常に高い
さらに、砂糖メーカーの団体「精糖工業会」の代表者とその建物が全く同じ「精糖工業会館」の名で寄付したことは、ダミー会社を使った悪質な企業献金ではないか?

ここまでは、国会で民主から出されたものですが、民主党が持っていたのはもう一つあったのです。

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2015年2月20日 (金曜日)

積込場

2014年11月、環境省は福島県内の除染作業で出た「除去土壌」を中間貯蔵施設に運ぶ計画を定めました。

これによって、福島県内の各市町村ではその土壌を集積してトラックに積み込むための「積込場」を新たに準備することが義務付けられました。

我が村ではまだ、その場所が確定していないようですが今年度内には選定し、整備を始める算段のようです。

ただ、大型ダンプが数台以上は行き来できる大きな面積を確保することは容易ではなく、個人の家で保管しているもので、大型トラックが入れる場所はそのまま直接に中間貯蔵施設に運ぶ考えも有るようです。

いずれにしても、埋めたのを掘り出す作業がまた大変だし、埋めずに放置状態だったものは袋が劣化して破れやすくなっているものもあり、早急に作業を始めないとせっかっく除染した土壌を各地にばらまく結果となりかねない状況です。

じつに、厄介です。

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2015年2月19日 (木曜日)

首相も知らない・・『津波防災の日』

きょうの衆議院予算委員会の一コマにこんなのが有りました。

それは、きょう最後の質問者である民主党衆議院議員『黄川田 徹きかわだ とおる)氏』(無所属クラブ)が、安倍総理大臣と竹下 亘たけした わたる)復興大臣に対し聞いた簡単な質問でした。

やり取りは、だいたい次のようなものでした

黄川田衆議>「『津波防災の日』とはいつだか、お分かりですか?」

安倍 総理>(薄笑い顔で)「存じ上げませんでした。」

竹下復興相>(資料を見ながら)「う!・・・これは法律で決めたんですね・・・」

津波防災の日」とは東日本大震災を教訓として、東日本大震災が起こった同じ年の平成23年(2011)6月に「津波対策の推進に関する法律 」が施行されたのに基づき制定施行された記念日です。

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2015年2月18日 (水曜日)

大晦日(大三十日)

‘みそか’とは、旧暦の月末が30日と29日であることから、30日を意味する「大(おお)三十(みそ)日()」が本来だったのですが、新しい月に替わる月末を‘今月が無くなる=月が隠れて見えなくなる’という意の「つごもり(晦、晦日)」の字を当てたものです。

つまり「おおみそか」も「大三十日」と書くのが、厳密に言えば正しいのでしょう。ただし、旧暦もそうですが、月末は月によって違いますし今の書き方の方が包括的にとれるので合っていると思います。

なにを今頃になって大晦日の話しをしているかと思う人が居るでしょうが、本日2月18日は旧暦の「12月30日」で大晦日にあたります。

そして明日はやっと旧正月(雨水)です。

そのせいでしょうか?外は今朝から雪降りです。

 

 

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2015年2月17日 (火曜日)

品確法・・・?

新年度が合始ると同時に、今年4月1日から運用開始される新たな法律に『改正公共工事品質確保促進法』、略して『品確法』という、国土交通省関係の法律があるんだそうです。
http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk1_000089.html

これは、震災後に多発した震災関連工事で大手建設会社の競争のためダンピングが起き、その損失を下請けに負わせるということが続発したり、粗悪な業者が増えたことなどへの対策として、設けられたそうです。

ただ内容がまだ、発注する側の地方自治体において、運用に追いついていないまま施行されるようで、現場では混乱が起こる可能性が高いようで、最も工事が遅れている福島県には良い法なのか?悪い法なのか?不明です。

国会中継を視ていても、何をしているのか?不明に思う現状ですが、報道されないままこちらに関係する法律は、着々と作られ施行されているんですね。

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2015年2月16日 (月曜日)

ダウン

昨日は、朝から調子が悪くて朝食をとったのですが、頭痛と酷い悪寒におそわれましてそのまま寝込んでしまいました。

その時点で体温は37.1℃、昼食も食欲が無く食べず寝込んでいました。昼ごろの体温は37.7℃に上がっていました。「インフルエンザ?」というのも頭をよぎりました。

妻が医者に行くことを勧めましたが、動きたくもしゃべりたくもないのでそのまま寝込んでいました。

そしたら夕方の6時ごろ、急に楽になったのです。ただ、体温を測ったら‘38.0℃’でさらに上がっていたのです。
私の場合、38℃ぐらいがちょうどいいのかも?

ということで、食欲も出ましたので、うどんを食べてまた寝ました。

今朝は、体温36.8℃と少し高めですが、悪寒も無く、頭痛をも消えていました。朝食もなんでもなく通常通り食べまられました。

夜中の咳こみだけが残っていますが、医者には行かなくて済みそうな感じです。

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2015年2月14日 (土曜日)

ほんの気餅(きもち)

福島県南部に位置する石川郡平田村いしかわぐんひらたむら)にある『道の駅ひらた』では昨年から「チョコロッケ」という商品をバレンタインデーの時期に合わせ限定販売しています。

Photo←これはバレンタイン企画として、同村産ブランド産物になっているサツマイモ品種「ひらたシルク」を広めようと企画した商品のようですが、コロッケはハート型で「ひらたシルク」というサツマイモととチョコレートを練り込んだコロッケだそうです。

その名も「チョコロッケ」というんだそうです。

Photo_2今年は、それの中に餅を加えた⇒
ものが販売されているようです。

そのネーミングが「チョコロッケ ほんの気餅」だそうです。
「ほんの気餅」は「義理チョコ」を意識してのネーミングだそうです。

人口は我が村より1000人ほど少ないくらいで、それほど変わらない村ですが、むらの行政はなかなか考えています。

我が村も村長以下とても頑張っていますが、こういった少し遊び心もほしい気がします。

ただ、このコロッケの味、どうしても想像がつきません。わが家からはかなり遠いし、冬のこの時期おいそれとは行けないです。

※、販売価格はどちらも1個100円(税込)、2月13日~3月14日だけの限定販売

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2015年2月13日 (金曜日)

イソップ物語の翻訳に日本人のこころ

伊曽保物語』と当時は書いた「イソップ物語」という印刷物が日本国内で発刊されたのは文禄二年(1593)、豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った翌年ごろになるそうですが、それは日本人向けのものではなく、日本に来ていたヨーロッパの宣教師のために日本語訓練用として、ポルトガル 風のローマ字で綴られた日本語の印刷物だったそうです。

現在はたった1部だけが現存し、イギリスはロンドンにある「大英博物館」に保管されているそうです。

九州の天草で発行されたその本はイエズス会宣教師 ヴァリニャーノが伝えた活字印刷によるもので七種作られましたが、その一冊目がイソップ物語では最も有名な「蝉(せみ)と蟻(あり)」のお話だったそうです。

イソップ物語が、日本で一般かしたのはそれから300年以上も経った明治時代になって、イギリスで発刊されていたものが翻訳されて出版されてからだそうです。

イギリスでは「セミ」という昆虫が生息しないため、「キリギリス」に替えられたタイトル「アリとキリギリス」となっていたため、日本でもイギリスのイソップ物語と同じく「アリとキリギリス」となって、今に至ったようです。(東欧では、蝉はコオロギに替えられた

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2015年2月12日 (木曜日)

かまびすしい

先月読み終えた本があります。2冊あるんですが、どちらも著者は「帚木逢生(ははきぎ ほうせい)」という現役のお医者さんです。

内容は、あの忌まわしい太平洋戦争に召集され、辛くも生き延びて故郷に帰還できた日本軍の「軍医」たちの手記を集めたものです。

私が知らない太平洋戦争の実態と、軍医達が爆弾や飢餓、そして自らもマラリアなどのやまいに感染しながら現地人や兵隊そして俘虜(ふりょ=捕虜のこと)の医療活動をした様子が描かれた小説です。

一冊は「蝿の帝国」、もう一冊は「蛍の航跡」で、どちらもサブタイトルは「軍医達の黙示録」になっています。

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2015年2月11日 (水曜日)

18個

パソコンを持っていれば「更新プログラム」というのが作成され自動更新、または手動更新でアップデートされますことは誰でもが知っていることです。

それは特に、Windowsは多い気がしますが、きょうの更新プログラム数の「18個」はちょっと驚き、思わず見直してしまいました。

内容はOS(W7)の更新が12個、そしてMicrosoft Officeの更新が6個、合計で18個というものでしたが、最近Microsoft Officeに脅威が見つかったとか・・・連絡があったのを思い出しました。

それにしても1度に18個は多いです。ISの影響も有るのでしょうかね?
たぶん、今までで一番多い数だと思うのですが、定かではありません。

すべて更新は成功しました。

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2015年2月10日 (火曜日)

カブ

カブは、クキタチ、菘(スズナ)、菘(アオナ)、蕪(カブラナ、カブナ)、また葛孔明が長陣になると兵士にカブラ畑を作らせ大いに食べたというので、‘諸葛’とも呼ばれるそうですが、それを宮中の女房詞(にょうぼうことば>女房とは女官のこと)でオカブといったのが、カブと呼ばれるようになったようです。
そして中華料理では、‘大頭(タトウツァイ)’とも呼んでいるそうです

つまりカブは本来「根菜」ではなく「葉物野菜」だったようです。野沢菜は胚軸がほとんど肥大しないカブです。

ダイコンとカブの違い

『ダイコン』

  1. アブラナ科ダイコン属の二年草
  2. 白い部分はが肥大したもの

『カブ』

  1. アブラナ科アブラナ属の一年草
  2. 白い部分は胚軸(はいじく=)が肥大したも

いずれにしても、どちらの葉っぱも栄養は豊富で、捨てずになるべく食べたいものです。

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2015年2月 9日 (月曜日)

かかし作戦 vs ネズミ取り

東京都警視庁では「公開交通取締り」というのを行っているのをご存知でしょうか?

これは「ネズミ取り」とも揶揄されるスピード違反の取り締まり、その取締り場所を事前に警視庁のホームページ↓で知らせ、スピード違反者を減らそうという取り組みです。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/koukai/koukai.htm

「ここで取り締まりをやっています」ということを知らせることで、悪質ドライバーに威嚇を与える効果を期待する、いわば「かかし作戦」なんだそうです。

東京の警察はなかなか面白いアイディアを出すものだと、感心しました。

ところが、事前に取り締まり箇所を知らせていることのピーアールがほとんど無く、そしてパソコンが無い人はHPを見ないし、現実としては警視庁が考えた抑止力の効果には程遠い状態で、違反者が減らないそうです。

昔、北海道のある駐在さんが、最も交通量の多い朝晩に毎日道路沿いに立ち、ドライバーや歩行者に挨拶をするということを行って、交通違反や事故が無くなったということが合いました。

これこそが‘かかし作戦’だと思います。

警視庁も、隠れずにスピード計測器の傍に立って計る方が大きな抑止力になるんじゃないでしょうか?
それでも違反する人は検挙すればいいように思います。

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2015年2月 8日 (日曜日)

辺野古

“政府の報道規制”が敷かれているのでしょうか?沖縄で行われている米軍基地の辺野古移設工事のニュースは、まったくと言っていいほど報道されることはありません。

ですから、沖縄県民を除く多くの国民は「もう沖縄県民はあきらめたのだろう」と思っている人が増えつつあるんじゃないでしょうか?
今も沖縄では辺野古周辺で反対派と警備員や自衛隊、政府の役人などと激しいつばぜり合いが続けられているのです。

最近で最も激しかったのは1月14日~15日未明にかけて、100人を超える市民らが結集し、辺野古の工事車両ゲートの封鎖を試みたときだったようです。

この日、防衛省沖縄防衛局が、海上作業再開のための資材や重機を真夜中に搬入するという隠密行動の情報を受け、市民有志が駆けつけたんだそうです。
駆け付けた人の中には反対派の人々や地元マスコミの他に‘あの’山本太郎参議院議員や沖縄の糸数慶子参院議員の姿も有ったそうです。

反対派や名護市民らは、可動式の蛇腹ゲートにしがみついたり、防衛局が市民の抗議行動妨害のために敷いたギザギザの山型鉄板の上に座り込んだり寝転んだりして抗議・抵抗したそうですが、その市民らの数を上回る機動隊員が投入されていたため、市民らと全国から駆けつけた支援者は、あっけなく排除・拘束されました。

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2015年2月 7日 (土曜日)

‘アイシル’IS、によるサイバーテロ開始

マスコミでは最近「IS」という言い方を盛んに使うようになったISIL(イスラム国)による、サイバーテロが日本国内でも確認されたことが2月3日に判明したそうです。

  • インターネットの検索サイトが提供する自動翻訳機能で、一部のアラビア語サイトを日本語に翻訳するとコンピューターウイルスに感染する
  • 「イスラム国」に関するニュースを載せたサイトで確認。

↑というもののようで、すでに昨年11月以降、3件の感染を確認しているというのです。

「サイバーディフェンス研究所」(東京)では新手のサイバー攻撃とみているそうです。

専門家らは「不審なサイトを自動翻訳しないように」と呼び掛けているそうですが、こうなると国際ニュースを扱った国内WEBサイトを見るのも不安になります。

政府のこう言うテロ対策はどうなっているんでしょう?

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2015年2月 6日 (金曜日)

恵 方

『恵方巻きを食べる」という習慣は、江戸末期における大阪市船場(せんば)あたりの風習が始まりとされ、関西地方では一般的ですが東日本では無かったものです(恵方詣ではある)。

それをはやらしたのはスーパーなどの食品企業だったことは殆どの人が知っていることでしょう(?)。

それはともかく、この恵方と言う方角は「陰陽道」の方角で、我々が知っている磁石などによる東西南北では無く‘干支(えと)’で使われる「十干」で表しますので、その方向に微妙な違いが生じます。

ですから今年の場合も、ちゃんとしたところでは「おおよそ西北西」というような曖昧な言い方になっていますよね。

Photo今年の正確な恵方は、方位神の一つである「歳徳神(としとくじん)」がおいでになるという「(こう・かのえ)」という方角名になります。

←は陰陽道で使われるものですが、普通の磁石と南北が逆なので、見やすく北を上にしました

赤い印のところが、今年の恵方「庚」です。

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2015年2月 5日 (木曜日)

色紙(しきし)の[表]は?

ギネスにも(同一司会者による世界一長い番組として)認定された長寿番組のテレビ朝日の「徹子の部屋」、同番組の2月4日放送のゲストは、司会の黒栁徹子さんと同い年(81歳)の「永 六輔さん」でした。

永さんはパーキンソン病を患い、言葉が以前のように滑らかな話し方では無くなってしまいましたが、その話しの内容はほとんど変わらないという医師も驚く回復を見せていることでも、よく知られています。

その永さんが、番組冒頭でいきなりサイン用に使われる色紙(しきし)を手にして、テレビを視聴する人たちに向かって次のような誤解を指摘する言葉を語ったのです。

>その内容は↓

「サイン用に使われる色紙なんですけどね。
皆さんは、サインを書く色紙の白い部分を‘だと思っていらっしゃいますが、それは間違いで‘白い部分は’なんです。

これは、サインする側が『私は色紙の表側にサインをするほど、大層な者ではございません』と謙遜して‘裏側の白い方’にサインをするという作法なんです。

つまり、サインを求める側は‘黄色っぽい表’のほうを上にして出し、書く方は裏に書く、というのが正しい作法なんです・・・」

以上のようなもので、WEB上の多くで同じ説明を目にしました。

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2015年2月 4日 (水曜日)

‘携帯電話’への“戻り換え”が増加?

現在普及しているスマートホン(スマホ)に対して、従来からある携帯電話については“ガラケイ”などと呼ばれることが多くなったようですね。

でも、本来は「フィーチャーフォン(従来型携帯電話)」というほうが正しいようですね。だいたい「ガラケイ」とは「日本製携帯電話」だけを指した言葉だったはずです。

それはともかく、私の周りもほとんどがスマホ所有者になってしまいましたので、このまま従来型は消え去るのかとばかり思っていましたが、2年ほど前から異変が起きていたのです。

2月3日
●『MM総研による2014年の国内携帯電話の出荷台数の調査結果』

  • フィーチャーフォン(従来型携帯電話)の2014年の出荷台数は1058万台で、前年の2013年と比べ5.7%の増加となった。(2008年以降初めて
  • スマートフォンの出荷台数は2770万台で、前年の2013年と比べ5.3%の減少となった。これで2012年から2年連続での減少となった。
  • フィーチャーフォンとスマートフォンを含めた総出荷台数は3828万台で、3926万台だった2013年と比べ2.5%減少。(2012年から2年連続での減少

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2015年2月 3日 (火曜日)

公称は『アイシル』・・・(イスラム国)

安倍総理が「イスラム国」をさして呼ぶとにき、「アイシル」と言っているのを気づいているでしょうか?

これは・・・↓

 自民党、1月26日の役員会

イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の呼称について

自民党内から「『イスラム国』という呼び方は、日本がイスラム国を独立国家として承認しているかのような印象を与えかねない」などという懸念が挙がっていたため。

原則として、「the slamic tate in raq and the evant」の略称である「ISILアイシル)(イラク・レバントのイスラム国)」か「いわゆるイスラム国」という表現を使うことを申し合わせた。

上記のような党内の決定に基づき、安倍総理は「アイシル」を公称にしたものです。

外務省では、すでに報道発表などにおいて「イスラム国」の言い方は廃止し「ISIL」の表記と「アイシル」の呼称を使用しているようです。

各閣僚や省庁も‘「ISIL」を日本政府の統一呼称’としているようですので、これからマスメディアでも「アイシル」の言い方が増えてくるかもしれませんので、(今年の流行語になるかもしれないので)覚えておきたいですね。

ちなみに英語表記では『Islamic State』なるようですので、この場合は「IS」ですかね?

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2015年2月 2日 (月曜日)

農協改革と、‘農協発祥の地’

2月1日、農林水産省は‘農協改革’について、自民党“農林族幹部”らに全国農業協同組合中央会(JA全中)の廃止などを盛り込んだ案を提示、さらに同日に農水省幹部と自民党の「林芳正前農相」や「吉川貴盛前副農相」、JA全中の『万歳 章 会長』らが、東京都内のホテルで秘密裏の会談を行ったことが報道されました。

その提示した案は「JA全中」に関してのものが主軸だったようです↓

  1. 「JA全中」を「と別民間法人」から「一般社団法人」にする
  2. 「JA全中」が全国の地域農協に対して持つ指導・監査権の廃止し、その業務を公認会計士などに委託する。
  3. 最終的には「JA全中」を廃止する。

政府与党はこの改革の目的として↓

 地域農協の経営の自由度を高め、競争力を向上させるためには、JA全中が農協法に基づき地域農協に対して持つ指導・監査権の廃止が不可欠だと判断した為。

つまり、
「日本の農家・農業の(国際的にも)競争力を高めるには、それを最も邪魔している元凶のJA全中とその制度だ」ということでしょう。

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2015年2月 1日 (日曜日)

天 誅

日本では、江戸時代末期から、明治維新と言われた明治初期において、自分に都合の良い解釈で「天誅てんちゅう」と叫ぶ者たちによって、何百・何千 どれだけ多くの若者や日本にとって大切な人材が、「誅伐(ちゅうばつ)」として暗殺されたことでしょう。

‘きれいごと’だけで済まない歴史の土台を持つ日本人が、「ジハード」という言葉を叫ぶ者たちによって同じ目に合うのは「因果応報」なのでしょうか?

それとも、古代から繰り返す人間の性なのでしょうかね。

後藤氏が、まだ生きていることを信じたいです。

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