かかし作戦 vs ネズミ取り
東京都警視庁では「公開交通取締り」というのを行っているのをご存知でしょうか?
これは「ネズミ取り」とも揶揄されるスピード違反の取り締まり、その取締り場所を事前に警視庁のホームページ↓で知らせ、スピード違反者を減らそうという取り組みです。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/koukai/koukai.htm
「ここで取り締まりをやっています」ということを知らせることで、悪質ドライバーに威嚇を与える効果を期待する、いわば「かかし作戦」なんだそうです。
東京の警察はなかなか面白いアイディアを出すものだと、感心しました。
ところが、事前に取り締まり箇所を知らせていることのピーアールがほとんど無く、そしてパソコンが無い人はHPを見ないし、現実としては警視庁が考えた抑止力の効果には程遠い状態で、違反者が減らないそうです。
昔、北海道のある駐在さんが、最も交通量の多い朝晩に毎日道路沿いに立ち、ドライバーや歩行者に挨拶をするということを行って、交通違反や事故が無くなったということが合いました。
これこそが‘かかし作戦’だと思います。
警視庁も、隠れずにスピード計測器の傍に立って計る方が大きな抑止力になるんじゃないでしょうか?
それでも違反する人は検挙すればいいように思います。
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コメント
そうだ、そうだ、
かくれる必要なんてない!
堂々と、ここでやっている、ということを
アピールすればいい!!
かかし、というと デクみたいだけど、交通違反なし
の案内人(子) になってくれればいいんですよね。
投稿: あね | 2015年2月 9日 (月曜日) 17:25
交通反則金が予算として計上されているらしい。
これってまか不思議。
投稿: もうぞう | 2015年2月 9日 (月曜日) 18:02
あねさんへ
防止が狙いなら、やはりそうなりますよね
もうぞうさんへ
「ノルマの検挙数」とかはよく聞く話ですが、予算化されているならうなずけます
投稿: 玉井人ひろた | 2015年2月 9日 (月曜日) 20:21