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2015年3月 7日 (土曜日)

戦艦「武蔵」

旧日本海軍が第二次世界大戦中の最後に製造した戦艦、それが『戦艦武蔵』です。同戦艦は太平洋戦争に米軍の攻撃を受けィリピン中部シブヤン海に沈没しました。

それとみられる船体を、フィリピンの海底で米資産家ポール・アレン氏が発見したというニュースはちょっと驚きでしたし、武蔵を探していた外国人が存在していたことそのものが驚きでした。

船体をめぐっては、フィリピン国立博物館が既に日本政府当局者とも非公式に接触し、今後の取り扱いについての意見交換が始められているそうです。

あまりにも有名な戦艦大和にくらべ戦艦武蔵はその扱いは寂しいものです。

武蔵は大和と同じく最新のレーダーなどを備え、同じ大きささ(長さ=263.0m、幅=38.9m、吃水=10.4m、15万馬力)である戦艦でした。
排水量だけを見るなら大和が「64000t」に対し、武蔵は「65000t」となり勝っている、史上最初で最後で最大の戦艦でした。

その最後は大和より先に沈められてしまいました。

この武蔵を攻撃し撃沈させたことによって、アメリカ軍は『戦艦大和』の弱点(船体の装甲が最も薄いところ)を発見することになります。

発見したポール氏、いったいどうするのでしょうか?何が目的なのでしょうか?

わたしは、一緒に沈んだ何百と言う御霊と一緒にそっとしておいてもらいたい気がします。静かな最後だった武芸者「宮本武蔵」がそうだったように。

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コメント

こんばんわ。
この話題、「テレビ」で見ました。
それにしても、良く見つけましたね。

投稿: H.K | 2015年3月 7日 (土曜日) 21:09

H.Kさんへ

執着が強かったのでしょう

投稿: 玉井人ひろた | 2015年3月 7日 (土曜日) 21:42

わたしもテレビでこの話は見て聞きました。
1000mの海底に沈んでいるとか。
よく見つけましたよね。
戦艦であるとか、排水量が大和より多いとか
知らないことを玉井人さんのこの記事で
知りました。
玉井人さんありがとうございました。

投稿: 浜辺の月 | 2015年3月 8日 (日曜日) 15:19

浜辺の月さんへ

悲惨な最期を迎えたのは戦艦大和と同じなのですが、その知名度は低いですよね。

投稿: 玉井人ひろた | 2015年3月 8日 (日曜日) 16:59

武蔵の方がやや小さいと記憶していました。
違ったんですね。
一部ならともかく全部を引き上げるのは、かなり難しいでしょう。

投稿: もうぞう | 2015年3月 8日 (日曜日) 19:54

もうぞうさんへ

私もそう思っていました。知名度と言うのは大きさのイメージまで変えるようです

投稿: 玉井人ひろた | 2015年3月 8日 (日曜日) 20:58

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