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2015年3月 4日 (水曜日)

福島第一原発から生放送

福島県の地元テレビ局のTUFで毎週月曜~金曜の夕方に放送される「イッチ!」の、きょうの放送はあの事故を起こした東京電力福島第一原発の敷地内からの生放送でした。

リポーターは同番組のベテランMCの「奥秋直人(おくあきなおと)アナ」でした。同アナは昨年もリーポートし、今度で2度目でしたが、大きな変化がありました。

なんと、原発敷地内の外でのリポートでしたが「防護服未使用」の通常の格好での放送だったのです。

奥秋アナの後ろを通る作業員の方々も平服で歩いていたのには驚きでした。

線量計では「0・48マイクロシーベルト」を指していて‘防護服が要らない環境’であるることを奥秋アナは紹介していました。

その後、原子炉建屋内のリポートも紹介されましたが、そこはさすがに防護服を着ていましたが、奥秋アナの線量計は「約25.0マイクロシーベルト」とい空間線量の値を指していましたが、私としてはずいぶん低い数値なので驚きでした。
それは、以前ドイツで廃炉作業をしているときに半袖で案内しているドイツ人作業員の方が、「ここは高いです」と示した数値が「150マイクロシーベルト」を指していたからです。

いずれにしても、原発の敷地内から防護服無しで放送することができるようになった事実、これは驚きでしょう。

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コメント

それが真実なら喜ばしいことですが、こと原発&東電のこととなると、疑り深くなっている自分がいます(∋_∈)…悲しいことですが…(;_;)

投稿: | 2015年3月 4日 (水曜日) 19:02

NHKの大越キャスターも防護服なしでしたね。
東北と関東圏を中心に,放射線量の値を地図上で分かりやすく表したものがあるといいです。
日本全国で怖がるべきは何なのか。セシウムとPM2.5とどちらが人体に危険なのか。

投稿: ケンヂ | 2015年3月 4日 (水曜日) 22:16

空さんへ

それを「政府と県の演出」と言う方もかなり多くいることも知っていますが、そう思う科学的根拠も曖昧なのも確かです。


ケンヂさんへ

まだ、極一部なんですが、現場作業員の負担は大幅に軽減したことは事実のようです。

投稿: 玉井人ひろた | 2015年3月 5日 (木曜日) 08:35

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