東日本大震災の震度6はクリアー
東洋ゴム工業(大阪市)の子会社が国の性能基準を満たさない免震装置を、製造販売した問題は、大きなニュースとなりました。
その問題の免震ゴムが使用されている建物が、福島県内にも1軒あったことで、県内でもその関心は低くは無くなってしまったのですが、その建物がどこなのか?報道されないので気になっていました。
そしたら17日、特定報道は避けられましたが、JR福島駅東口にほど近い中心市街地の一角にあるビルであることが報道されました。
このビルは、下の階には店舗、上階はマンションという構造の複合ビルで、約10年前に関西のゼネコンと県内の建設業者の特定共同企業体(JV)が施工完成させたものだそうです。
福島駅の東口と西口周辺は数多くの複合ビルが乱立するところで、私としてもまったく特定することはできませんが、10年ならそれほど古くないことは確かです。
福島市開発建築指導課は「早急に調査し、安全性を確認する」との方針を発表したが・・・
4年前の東日本大震災で震度6を記録したにもかかわらず、この問題となった複合ビルは“免震装置のおかげ”でその激震に耐え建物被害はなかったということなのです。
国の基準は満たしていないが実際の地震には対応できたということですが、やはり部品の交換などが行われるのでしょうね。
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