ネパール大地震 と 毛布5000枚
4月25日起きた‘ネパール大地震’の死者は27日、震源地のネパールだけで3218人に達し、近隣国のインドや中国などを含めると犠牲者は約3300人となり、さらに増える見通しで地元紙ヒマラヤン・タイムズは27日、災害当局者の話として、死者は8000人に達する可能性があるとの見解のようです。
ネパールと国境を接する中国ウイグル自治区での被災者は約20万に達しているらしく、中国政府は同自治区のため30万ドルを拠出することを発表しました。
ネパールには日本を始め中国などアジアや諸外国の援助隊が続々と集結しているようですが、地滑りにより山間部の村々が壊滅的な被害を受けているとの情報も入り始めた、山岳地帯の農村部では支援が難航しているようです。
首都カトマンズのビアル病院では、医薬品が底をつき、街中の薬局から買い求めるなど、カトマンズ市内の病院はすでに満床であり、通路やロビーも負傷者でいっぱいで、一部の患者は路上で治療を受け、遺体を病院外の空き地に放置するところなど、その混乱ぶりは目を覆うばかりだというはなしです。
覚えているでしょうか?
東日本大震災のときに、失礼ながら国力も経済力も少ないネパールからはいち早く支援物資「毛布=5000枚」が届けられました(埼玉に非難した福島の人々に配られた)。
その恩義は、決して忘れてはなりません。
東日本大震災と違うのは、本震後の余震で犠牲者が増えている点ですが、いずれにしても自然の驚異と、人間の非力さをまたまざまざと思い知らされています。
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コメント
地域紛争などやっている暇はないのですよ。
全世界中が一致協力して対処しないと、案外自然災害で地球は滅びるかもですよ。
投稿: もうぞう | 2015年4月29日 18:57
もうぞうさんへ
同感です
投稿: 玉井人ひろた | 2015年4月29日 19:05