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2015年6月22日 (月曜日)

ブラックアウト

「ホワイトアウト」とは、冬の地吹雪で真っ白になり何も見えなくなる状態を言いますが、「ブラックアウト」はそう言う自然現象とは違います。

ブラックアウトはパソコンがシャットダウンしてしまう状態ですが、それが操作ミスなどの偶然ではなく計画的に行われたら恐ろしいことで、それがテロリストなどの軍事的な物なら「サイバーテロ」ということになります。

そんなことがフランスの報道機関で実際に有ったそうで、その対処として行ったのは‘コードをジャックから外す’というもっともアナログのことをやったそうです(現在もネットは繫がっていない)。

やはりデジタルの対処はアナログの方法がベストのようです。なんだか笑っちゃいます。

さて、あまり知られていませんが「サイバーテロ」というのを世界で初めて受けた国家はヨーロッパの南東にあってロシアに隣接するバルト三国の一つの「エストニア」なんだそうです。

時は2007年(平成19年)のことで、まだ同国がロシアから独立して間もないころだったそうです。
エストニアはIT化がとても進んだ国家だったこともその要因だったようですが、不正アクセスの場所をたどったら、なんと178ヵ国も経由して攻撃が行われていたそうです。

ただ、それを行っていたのはロシアだと推測されていますので、それが事実ならロシアは世界初のサイバー攻撃を行った国と言うことになりますが、証拠がないのでなんのも言えないですね。

そのエストニアの「ガードタイム社」からサイバーテロ対策のソフトが開発されたそうです。

サイバーテロに使われるウイルスのことを「マルウェア」と言うんだそうですが、その進入を独特の方式で感知するらしいのです。

個人用にも欲しい気がしますね。

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コメント

ネットバンキングを使っていますが、どうしても不安がありますので、時々残高照会をしています。
フィッシングは、注意すれば大丈夫かと思うのですが、PCがウイルス感染してしまったら、どうしようもありませんからね。

投稿: もうぞう | 2015年6月23日 (火曜日) 19:08

もうぞうさんへ

その通りです。

投稿: 玉井人ひろた | 2015年6月23日 (火曜日) 20:49

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