高校野球決勝の日と球児のお辞儀
夏の甲子園大会をかけた高校野球の福島県予選大会は本日の決勝は県内競合私立校の「聖光学院 (第1シード)X 日大東北(第2シード)」という3年連続で同じ高校どうしの対決と言う、珍しい試合の結果は・・・
なんと、今年も聖光学院は「3×2」で勝利し、聖光は9年連続優勝と言う偉業を達成し、日大東北は3年連続で決勝逆転負けをということになりました。
試合終了後は両チームの選手が泣き、健闘をたたえ合う姿が有りました。35℃を超える猛暑の中、お疲れ様でした。
さて、話はちょっと変わります。
高校野球というと、試合開始前にホームプレート上に両チームと審判が整列し、球審の「レイ」の号令で脱帽しお辞儀をしてからゲームが始まります。
これは、学生野球を中心にアマ野球などでも一般的な光景ですが、そのようなことをやっているのは日本だけなので、外国から見たら‘不思議な光景’のようです。
さらに、高校野球では脱帽してのお辞儀が頻繁に行われます。
- タイムをとる時
- 伝令が出るとき、帰る時
- 球審にボールを変えてもらう時
- バッターボックス入ったとき審判へ向かってお辞儀
- 選手交代の時
高野連では、お辞儀について通達を出しています
- 試合開始時の脱帽してのお辞儀は両チームが、球審の号令に合わせて行うようにすること。(故意にずらしたりしてはならない。)
- 上記の時に威嚇するような叫び声を出してはならない
- スムーズな試合運びをするため、タイムや伝令、バッターボックスに入る時など、試合開始以外のお辞儀は行わないこと。
上記のように、高校球児の一見すると礼儀正しい仕草は、本来高野連からの指導ではやってはいけない行為なのですが、審判がそれを指摘することも何もないのが現状です。
ちなみに、日本プロ野球は国際試合と同じようにベースボール発祥の地のアメリカ方式を採用していますので、整列してお辞儀などはやっていません。
しかし、最近のプロ野球の試合を見ていると、まるで高校野球を見ているかのように、バッターボックスに入る選手が球審に対し会釈するのが目立つようになりました。
とても、違和感があり、気になる私です
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コメント
こんばんわ。
確かに、高校野球には「礼儀」(お辞儀)は、大事ですね。
投稿: H.K | 2015年7月26日 (日曜日) 20:58
H.Kさんへ
それをやらないように要請しているようです
投稿: 玉井人ひろた | 2015年7月26日 (日曜日) 22:22
たしかに行きすぎは迷惑でしょうが、現状程度なら「ヨシ」では、ありませんか?
投稿: もうぞう | 2015年7月28日 (火曜日) 19:21
もうぞうさんへ
高校野球?プロ野球?どちらの現状でしょうか?
私としは、プロ野球について異議ありの立場です。
投稿: 玉井人ひろた | 2015年7月28日 (火曜日) 20:52