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2015年7月20日 (月曜日)

タトゥー・刺青

過去のブログで、説明が難しい日本語の記事をアップしました
https://iwasironokuni.cocolog-nifty.com/komiti/2009/03/post-c8b7.html

その中にもあったのですが、元々入れ墨と刺青には違いが有りました。

・「刺青(しせい)」とは
>肌に針や刃物で傷をつけ、墨汁・朱・ベンガラ・緑青などの色素をすり込んで、文字・紋様・絵柄を描き出すこと。彫り物。タトゥー。入れ墨。 

・「入れ墨(いれずみ)」とは
>昔の刑罰の一。顔や腕に束ねた針で墨を刺し入れて前科者のしるしとした。江戸時代には,江戸追放などの付加刑として行われた。黥(げい)。

現在は、混用されていますが、いずれにしても日本国内では今でも「入れ墨が有るもの禁止」の看板がある通り、「入れ墨=ヤクザ」の印象が強く、国内のボクシング試合や温泉場では「入れ墨の有るもの出入り禁止」という看板などで敬遠されています。

ところが、現在は欧米人を中心にタトゥーをしている人が本当に多くなりました。

顕著なのは外国人プロスポーツ選手でしょう。サッカー、ボクシング、野球などのゲームに出ている外国人選手の腕や首などにはびっしりとタトゥーが刻まれていることは当たり前となりました。

矛盾なのは、これらの選手達は日本人選手と違い「試合の出場停止」などの規制がかからないことです。
これを目にするたび、実に日本人らしい処遇と言う気がします。

あまりにも多くの選手がタトゥーをやっているため、イタリアで活躍する本田選手などタトゥーをしない日本人選手は、外国人ファンにはかえって新鮮に見えるようです。

そして確実に日本人芸能人やプロスポーツ選手にはこのファッションタトゥーは浸透しているようです。

例えば

女優の「宮沢りえさん」は、肩甲骨の上に折り鶴のデザインのタトゥーが彫られています

歌手の「夏川りみさん」は、手首にブレスレット状のタトゥーを入れています

サッカーの「澤穂希選手」は、普段はソックスで見えない足首に小さくサッカーボールのタトゥーが入れられています。

ただ、日本人の場合はやっているのかどうかが解りにくいようにしているところが、外国人との意識の違いの証しでしょうね。

歴史を見れば日本人は古代から近い昔まで入れ墨の習慣があったことは確かですが、ファッションなどとして腕を覆い尽くすようなタトゥーなど、私個人の考え方としては良いこととは思えないです

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コメント

文化歴史の違いとは言え、腕などびっしり入っているとハッキリ言って、気持ち悪いです。
これはヤクザ以前の問題のように思えます。
日本のヤクザの刺青は、一応隠すように入れますからね。

とは言え、有名選手にあこがれる若者が気になります。

投稿: もうぞう | 2015年7月21日 (火曜日) 04:46

もうぞうさんへ

海外に行った日本人選手もやるようになったら、真似するでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2015年7月21日 (火曜日) 08:09

私は時代遅れかも知れないけど、自分の体にメスや何かを入れるのは嫌ですし、違和感や嫌悪感を感じます。
手術は致し方ないけれど、おしゃれの為と言うのなら、別なおしゃれがあるはずだと考える方ですねぇ

投稿: 空 | 2015年7月22日 (水曜日) 15:26

空さんへ

私も同じ考えです

投稿: 玉井人ひろた | 2015年7月22日 (水曜日) 17:13

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